4ページ目 - 歴代モデルが集結! リーバイス LEVI’S 501から、ジーンズの歴史をひも解こう。

【〜1984年】ビッグEモデルに移行。

1966年以降はビッグEと呼ばれるモデルに移行。赤タブのLEVI’Sロゴの文字の太さなどでも年代がわかる。

XXまではなかったが、’66年以降のモデルは股部分にカンヌキ留めが施されている。

’72年以降からLEVI’SからLevi’sに変わったと言われているが、実際には’74年ごろからだろう。

バックポケット裏の隠しリベットも’66年を境に廃止。カンヌキ留めだけで十分な補強が可能になった。

バックポケット裏はシングルステッチなのは1970年代半ばまで。それ以降はチェーンステッチになる。

リーバイス501の変遷から、はじめ鉱夫のための破れにくいワークパンツとして登場したジーンズが、ファッションとして定着するうちに今のデザインになったことがわかってくる。ヴィンテージデニムに興味がある方も、ぜひこの変遷を参考に、お気に入りの一本に出合って欲しい。

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歴代モデルが集結! リーバイス LEVI’S 501から、ジーンズの歴史をひも解こう。

歴代モデルが集結! リーバイス LEVI’S 501から、ジーンズの歴史をひも解こう。

2023年04月25日

(出典/Lightning ZERO DENIM ISSUE)

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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