モヒカン小川の茶芯サロン〜実際に使っているサンプルの経年変化を見てみよう!の巻〜

革ジャンやブーツを中心に盛り上がりを見せている“茶芯”について、レザー初心者のみなみ 188がモヒカン小川に教えを乞うこの連載。今回はモヒカン小川が実際に使用しているヘルメットバッグを見せてもらった。

茶芯ヘルメットバッグのエイジングはいかに?

8月中旬、新宿のジャンキースペシャルで開催されたバズリクソンズの先行受注会に足を運んだ際のモヒカン小川。レザーベスト×ジーンズ×エンジニアブーツといういつものスタイルに茶芯のヘルメットバッグが映える!

みなみ 188(以下、みなみ) 今日はバズリクソンズの先行受注会の取材で僕も小川さんも新宿のジャンキースペシャルに来る、ということで、茶芯ヘルメットバッグを持ってきてもらいました! 今日のスタイリングにもバッチリとハマっていますね!

モヒカン小川(以下、モヒ) 服装はいつも通りだね(笑)。(撮影時)8月中旬でまだまだ暑いから革ジャンは着られないということで、レザーベストにジーンズ。足元はエンジニアブーツという夏はしょっちゅうやっているスタイルだよ。

みなみ “夏の小川さん”といえば、今日のこのスタイルのイメージです(笑)。にしても、このバッグを持つだけで一気に装いが引き締まりますね!

モヒ ヘルメットバッグってミリタリー由来のモノなんだけど、外側のポケットをはじめデザインが効いてるじゃん。さらに重厚感のある茶芯ホースハイドの革を使っているとなったらかなりの存在感だよね。だから今日みたいな軽めのコーディネイトに重厚感のあるバッグ、という組み合わせは非常にオススメだね。

みなみ なるほど! めちゃくちゃかっこいいいです。エイジングもかなり進んでいますね!

モヒ だいぶ下地のブラウンが出てきてるよね。新品の状態と比べると一目瞭然だと思う。このサンプルが手元に来てから約半年、出張やら撮影に貸し出したりとかで、正直頻繁に使うことはできていないんだけど、割と理想通りのエイジングをしてると思う。

みなみ この連載の第1回で小川さんの私物の茶芯アイテム(革ジャンとブーツ)を見せてもらって、茶芯のエイジングを見るのが好きになったのですが、このバッグもまた良いですね〜。ポケットの部分にちょっとクセがついているのも趣があって素敵です!

モヒ みなみもそろそろ革ジャンでもなんでもいいから茶芯のアイテムを買った方がいいかもな。こっちの世界に来たらいいのに(笑)。

みなみ なんですか“こっちの世界”って(笑)。でもレザーの世界、気になっています。引き続きこの連載で勉強させてもらいます!

池田工芸 × Lightning 純国産「茶芯」ホースハイド T-Core Leather Lover helmet bag

見よ! この惚れ惚れするほどのエイジングを!

国内最高の熟練バッグ職人が希少な「純国産」の茶芯ホースハイドで仕立てたヘルメットバッグ。熟練の職人が揃う創業80年の老舗・池田工芸に製作を依頼し、使い込むほどに、うっすらと“面”で浮かび上がる茶芯レザーを採用した逸品だ。ヘルメットバッグを飾る金具はすべて真鍮製。ヴィンテージ調のゴールドとレザーとの相性は言わずもがな、使い込むことで経年変化が楽しめる。サイズは横41㎝、縦35㎝、厚さ3〜5㎝。9万3500円 >>購入はこちら

(出典/「Lightning 2025年10月号 Vol.378」)

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みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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