2ページ目 - これから来る古着とは? 価格高騰前夜、これからが楽しみなアートTシャツを特集!

小説「水源」などで知られる作家「アイン・ランド」。プリントの中のコピーライトに年号も入る。ボディは〈ヘインズ〉の[ビーフィー]を使用。1万9800円(スタイル202 電話番号非掲載)

鳥類を描く画家の「ジョン・ジェームズ・オーデュボン」だけに鼻を口ばしのように、顔の下は鳥で表現するイラストがユニーク。2万1780円(アジテーション フリー中目黒TEL03-6886-1411)

SOCK AND ROLL CORP

よくあるような動物柄と思われるかもしれないが、ちょっと他とは違う。プリントされる動物に足は入らないのだが、実はこのTシャツに合わせる足のプリントが入るチューブソックスが付いていた。ユーズドなのでソックスまで一緒に残る事がないが、その奇抜な発想がアメリカらしい。

足は描かれないが、ソックスは無い。右と同じ1990年のコピーライト入り。1万1800円(グリーフル原宿店TEL03-6427-6039)

ソックスのブランドが’90s初期に作ったプリントTシャツ。セットになるのは、チューブソックスにブタちゃんの足がプリントされている。これを着て手にソックスを付けるか、ソックスを履くかでデザインが完成する。9900円(ミスタークリーンTEL090-2206-1755)

(出典/「Lightning 2025年9月号 Vol.377」)

この記事を書いた人
原田学
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原田学

断然古着主義

1972年京都府生まれ。『2nd』『Lightning』『CLUTCH』 を支えるスタイリスト。『2nd』での連載は通算200回を超え、現代の古着市場のリアルな声を反映したスタイリングには定評がある。ヴィンテージやアンティークへの深い知識を持ち、素材や背景を理解したコーディネートにファンも多い。自らの“好き“を詰め込んだ私的アーカイブ『the SUKIMONO BOOK』は、ファッション業界内でも愛読者の多い。
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