2ページ目 - 真の軍モノ好きが行き着くミリタリーワークの世界。デニムのセットアップが気になる!

ミリタリーワークならセットアップもお手のもの!

アメカジラバーであれば一度は挑戦してみたいミリタリーのセットアップスタイル。オリーブ一色やカモ柄では難しいと感じる方には、デニムをオススメしたい。そこで藤木さんに、約一年半使用したサンプルでコーディネイトを組んでもらった。

約1年半着用して色落ちさせたプルオーバー&トラウザーズ。

セットアップでもデニム素材ならクリーンな印象に。

インナーにオレンジ×ネイビーのボーダーTシャツを着用し、「デイジーメイハット」と呼ばれるフルブリムハット、足元にはストラップ付きのモカシンブーツを合わせたスタイル。デニムが程よく色落ちしているため、セットアップで着用しても武骨すぎず、クリーンにまとまっている。足元には革靴を選ぶことで全体として引き締まった印象となっており、インナーのTシャツにビビッドなカラーを入れることで肩肘張らない等身大のセットアップスタイルが完成。

ダックハンターと合わせて全体的にアウトドアなムードに

トップスには軍モノでありながらもアウトドアな要素も感じられるダックハンターカモのジャケットを選択。歴史的な観点からみても、1929年の世界恐慌に端を発するニューディール政策の一環である「CCC(市民保全部隊)」が森林伐採や道路建設をする際に着用したこのパンツとの親和性は高い。オレンジのキャップでよりアウトドアなムードに。

プルオーバーとショーツで作る夏のアメカジスタイル

大人の夏のカジュアルスタイルの定番ともいえる長袖のトップス×ショートパンツの組み合わせ。色落ちの激しいデニムプルオーバーは、ポケット2つのシンプルな作りで、様々なパンツと合わせられる汎用性の高さも魅力。シャツを着るような感覚でサラッと腕捲りをするのが粋だ。足元には、重厚感のあるダブルヴァンプのモカシンシューズを選択。

【問い合わせ】
ウエアハウス東京店
TEL03-5457-7899
www.ware-house.co.jp

(出典/「Lightning 2025年7月号 Vol.375」)

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みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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