ストイックにタフネスを追求した本格ワークブーツ「シュアブーツ」のマハウト。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「ふと何年ぶりかに腕立て伏せをしてみたら、なんとたったの2回しかできませんでした……。虚弱体質もいよいよここまできたか。さすがにジム通いを検討しています」と語るトラッド男子・パピー高野がお届け!

「シュアブーツ」のマハウト

僕はアイビーやトラッドスタイルが好きなもので、長らくアメカジの世界には踏み込みがたいと思っていました。しかしここ最近、アメカジらしい武骨さをスタイリングに取り入れたいという気持ちが日に日に増してきて……。その思いは編集部内のトラッド好きたちにも共通しているようで、僕が副編集長を務めるトラッドをコンセプトとする兄弟誌『セカンド』でも、「アメカジ」特集号を発売したばかりです。

気になるアイテムがいくつかあるなかで、特にいま欲しいのがブーツ。もちろん『ライトニング』読者の皆さんなら僕なんかよりよっぽど詳しいかと思いますが、今回は昨年の暮れに誕生したばかりの新鋭ブランドを紹介しようと思います。その名も「シュアブーツ」。

真っ向からヘビーデューティをテーマに掲げたブーツ専業ブランドで、令和に誕生したブランドらしからぬ、ファッション的な要素をあまり感じさせない“本物の作業靴”感が堪りません。

堅牢さを最重視した素材とクラシカルなデザインに、最新の部材を取り入れることで、ワークブーツの本質を捉えたものづくりを実現。逆に言えば、それ以上でもそれ以下でもないストイックさが、最近芽生えたばかりのアメカジ心をくすぐってやまないのです。

しっかりとホールド感を保ちながらも、着脱のしやすさと足首周りの快適性を担保したデザインのチャッカブーツ。オーセンティックなデザインは、デニムはもちろんのこと、それこそ軍パンとも相性バツグンだ。カラーはインクブラックとチェスナットブラウンの2色を展開する。6万6000円(ザ ジン フットウェア クラブ TEL03-5830-3102)

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パピー高野
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パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
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