小技の効いたメンズライクなフーディを探してたら、見つけちゃったんです。

物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 今回は「『マクガフィン』のユーチューブにアップされているお笑い芸人のチャンス大城のルームツアー動画が最高にイカれててくらった……。時間ある時にみんなも見て〜!」と語る編集部の若手編集・アオイちゃんがお届け!

すべてのディテールが私のツボなんです。「ピュアブルージャパン」のスラブヤーンフーディー

11月に入ったのにも関わらず、まったく冬に向かってる感じのしない気温だったのに、突然グッと気温が落ち込む日があり、冬支度をせねば! と洋服の整理をしていたのだが、冬になると出てくる私の悪い癖に気が付いた。私は冬になるとついついアウターばっかり買ってしまうのだ。

まあ、それはそれでいいのだけど、アウターの下もそりゃ大事。今年の冬は困らないように、フーディやスウェットをもう少し増やしたいな〜とネットサーフィンした結果、理想のフーディに出会えた。

誰が見てもシンプルなデザインと思うはずだが、シンプルながらも随所に見られるささやかなディテールに釘付け。フードにボタンが付いていたり、袖下やボディ下が針抜きリブになっていたり、袖の縫製糸をダランと垂れ流していたり。シンプルなデザインのアイテムこそ、どこかで人と差別化を図りたい私の心をピュアブルージャパンのアイテムは分かっているかのよう。

今回は本物の墨を原料に調合した染料を使用している「スミ」カラーを選んだ。この絶妙なやわらか〜い色味が唯一無二。これは昨年発売されたアイテムだが、新しいフーディも入荷されていた! インディゴ、ストライプ、刺子の3型。次は、ストライプが欲しいな〜。というか、多分買う。メンズサイズを少しゆとりある感じで着るのが可愛いのだ。

太さにムラのあるスラブ糸で編み立てたオリジナル裏毛素材のフーディー。カラーはインディゴ、グリーンキャストインディゴ、スミの3色展開。私が選んだのはスミで、本物の墨を原料に調合された染料を使用している。絶妙な色味がお気に入り。2万8600円
スラブ糸を使用しているので、パーツを縫い合わせてる糸の太いところがモコモコと表面に現れていて、シンプルながらも個性を発揮
二重仕立てのフードはボリューム感が抜群。ボタンを留めれば、首元が覆われるので防寒性アップ。機能的かつデザイン性に富んでいる
脇下とボディの繋ぎ目にはリブが配置されている。手に取って見ると、細かなディテールが多く、ワクワクするのがピュアブルーの真髄

【問い合わせ】
pure blue japan HARAJUKU 
TEL03-3408-6644
https://www.purebluejapan.jp

(出典/「Lightning 2025年1月号 Vol.369」)

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