ミリタリースタイル再入門! 知っておきたい知識満載のLightning1月号本日発売

今月号は初心に帰り、ミリタリーの「基礎」を再確認できる特集となっています。ミリタリーと言ってもアイテムは多数存在しますが、今回は主にジャケットとトラウザーズをメインに紹介しています。現在のファッションシーンでは、アメカジブランドのリプロダクトに限らず、ハイブランドなどからミリタリーアイテムをベースにした商品がたくさんリリースされていますが、そもそもミリタリーアイテムとはどういう目的でこの世に誕生したのか。戦争という過酷な環境下で戦闘の邪魔にならない、かつ兵士の身を守るために軍が定めた規格を満たした服、つまり「戦闘服」なのです。アメリカ陸軍・空軍・海軍において、完成度の高さから銘品と称されるM-51、MA-1、N-1などの歴史や誕生秘話を解説した「銘品図鑑」や、フライトジャケットの変遷を年表で紐解き、ゾーンの定義やミルスペックの読み方など、ミリタリーに精通したバズリクソンズの亀屋さんに語ってもらいました。この特集を読み終える頃にはそれぞれのルーツを知ることが出来ます。また、ヴィンテージのミリタリーを取り扱うショップ、「ブラケット」のオーナーに第一次世界大戦からベトナム戦争までの欧州トラウザーズを徹底解説してもらいました。服だけでなく、ミリタリーウォッチも登場します。本誌編集長・松島親方と編集部員・モヒカン小川による、ルミノックスから発売されたスカンクワークスのトレードマークが刻印されたミリタリーウォッチについての対談も必見です。機能美を追求した無駄のないディテールや完成されたデザインの裏側を知り、より一層ミリタリー愛を育んでもらえます。

特集:ミリタリースタイル再入門

ミリタリーガーメンツの魅力は、何と言っても「語れる服」であること。誕生秘話があり、歴史の変遷があり、そして素材やディテールに選ばれた理由がある。明確に目的を持って生まれたアイテムには余計なデザインもない。まさに機能美の極致と言っていいだろう。一着、一着が持つそうしたウンチクを知ると、身につけることが一層楽しくなるスタイルとしてのミリタリー。基本の「キ」を再認識してもらう特集となっている。

老若男女誰しもが知る、ミリタリーブームの火付け役。MA-1

1980年代後半に迎えたヴィンテージブーム。中でもアメリカ空軍のパイロットたちが着用したフライトジャケット、── MA-1 は、一躍そのトレンドの主役級プロダクツとして人気を集め一世風靡。それから40 年近く経過した現在でも、MA-1 の存在感は色褪せず揺るぐことはない。そんなMA-1に改めて迫ります。

タフで機動性の高いダナーのミリタリーブーツ。

アメリカ生まれのアウトドアブーツとして数々の銘品を世に輩出してきたダナー。その作りの良さは軍の特殊部隊や警察を始めとする国防機関も認めるほど。タフさはもちろんスタイリッシュなフォルムはファッションとしても高い評価を得ている。ダナーのブーツの魅力を改めて解説します。

「MIHAMA 2&4 CUSTOM STREET」アーティストから発信する琉球カスタムカルチャー。

去る10月27日、沖縄県中頭郡北谷町にあるアメリカンヴィレッジの一角が沖縄に根付く旧き良きアメリカのカスタムカルチャーで埋め尽くされた。全国的に見ても珍しい、ペインター/ピンストライパーが主体となって作り上げた、カスタムカルチャーの祭典をレポートする。

12月8日(日)に開催される稲妻フェスティバルの直前情報も掲載されているので、ぜひ足を運ぶ予定の皆様もLightning1月号でチェックしてみてください!

購入はこちらから!

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Lightning 編集部
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