知っておきたいパターンや仕様。
サドルブランケット

1800年代末からあり、チーフブランケットからラグへ移行していく黎明期に生まれたアイテム。サドルの下に敷くため、真ん中はシンプルで四隅にモチーフを描くのが特徴のひとつ。馬用のため小振りなサイジングで、色々な場所に使いやすく人気が高い。12万1000円
ピクトリアル

ピクトリアルとは、まるで写真のように対象となるモチーフを忠実に表現する作風を指す。風景画もあれば、このようにコマーシャル的なモチーフも存在する。ただこの手のアドバタイジング的な作品は非常に珍しい。織手の写真が付くのもレアである。11万円

オプティカルデザイン

ミッドセンチュリー期に人気を集めていた幾何学模様のようなパターンをオプティカルデザインという。戦後になり、より観光客が増えたことで様々なデザインが生まれ、工芸美術としての地位を上げた人気デザインだ。ミッドセンチュリーの空間にも◎。9万6800円
ジャーマンタウン

1870年代頃から、紡績産業で盛んだったペンシルバニア州ジャーマンタウンで紡績された既製品の糸を用いたナバホラグを指す。1900年代初頭には姿を消すため、コレクターズアイテムに。経糸にコットンを使っているのもジャーマンタウンの特徴である。参考商品
【問い合わせ】
Tah’Bah TRADERS
TEL045-777-6956
https://www.tahbah.com/
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning 2024年4月号 Vol.360」)
Text/S.Sato 佐藤周平 Photo/K.Hayashi 林和也
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