寒い冬は、ミリタリーアウターの出番です! 今年おすすめの着こなしを紹介。

Lightning読者おなじみの冬支度と言えばミリタリーアウター。素材にこだわり、作りにこだわり、機能性にこだわった国家予算を投じて、闘う者のために考案されたユニフォームは語れる服の代表格だ。そんなミリタリーアウターを使ったコーディネートをに3パターン紹介。どのスタイルでいく?

【ARMY STYLE】目下大注目のフィールドジャケットがアーミースタイルの主役だ!

永遠の定番としていつの時代も人気が高いM-65を筆頭にアメリカ陸軍のフィールドジャケットはストリートの主役。その理由はどんなスタイルにもマッチする着回しやすさに他ならない。ワイルドなワークブーツにも、ドレッシーな短革靴にも合わせられる万能アイテムが揃うアーミーアイテム。

M-65フィールドジャケット8万5800円/ザ・リアルマッコイズ(リアルマッコイズ東京 TEL03-6427-4300) キャップ7480円、ヘンリーネックシャツ1万4300円、パンツ2万8930円/すべてスティーブンソンオーバーオール(トパンガ TEL03-6805-0870) Gジャン4万1800円、ベルト4万700円、ブーツ11万3300円/すべてローフォード(ローフォード・クロージング TEL03-5422-7459) シャツ2万3100円/オムニゴッド(ドミンゴ TEL03-3470-6510) ソックス2750円/ウエアハウス(ウエアハウス東京店 TEL03-5457-7899)

【主役はこれ!】THE REAL McCOY’S/M-65 FIELD JACKET

誕生したのが1965年だから、モデル名はM-65。アメリカ陸軍が戦闘服として考案した歴代のフィールドジャケットの系譜の中で、完成形として長く愛されることになった不動の人気モデル。

【USN STYLE】防寒性とスタイリッシュなデザイン悩んだらネイビーアウターが正解。

寒風吹き荒ぶ甲板での使用を想定して作られたアウターが多く、防寒性に優れたものが多いネイビーアウター。代表格のピーコートは、もはや完全にタウンユースとして親しまれている。20世紀初頭から継承されるスタイリッシュなデザインは、ミリタリーの枠を超越した銘品。誰が着てもカッコいい。

ピーコート6万3800円/バズリクソンズ(東洋エンタープライズ TEL03-3632-2321) シャツ3万580円、ベルト4万1580円、ソックス2200円/すべてスティーブンソンオーバーオール(トパンガ TEL03-6805-0870) Tシャツ6490円/ウエアハウス(ウエアハウス東京店 TEL03-5457-7899) パンツ3万5200円/ナイジェル・ケーボン(アウターリミッツ TEL03-03-5413-6957) スニーカー2万9700円/リプロダクション オブ ファウンド(アイ ファウンド TEL03-6434-7418)

【主役はこれ!】BUZZ RICKSON’S PEA COAT

USネイビーの象徴とも言えるピーコートを忠実に再現した。甲板作業を主とする海軍下士官用コートで、高密度の分厚いウールメルトン素材は防寒性が高く、着込むほどに身体に馴染む。

【USAF STYLE】種類豊富なフライトジャケットから自分に合った一着を吟味して選ぼう。

空軍のアウターといえばフライトジャケット。しかし、フライトジャケットの歴史は長く、種類も多彩。そんな中でもいまの気分は異型とも言えるN-2B。もっと注目されるべきアイテムだ。MA-1やA-2といったド定番もいいけど、たくさんあるフライトジャケットはよく吟味して相棒を選ぼう。

N-2Bフライトジャケット9万6800円/ AVIREX(アヴィレックス https://www.avirex-usa.com) キャップ5500円、ソックス4400円[2pack]/ともにデウス エクス マキナ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL03-3401-5001) パーカ2万3100円/ア ボンタージ(ブリックレイヤー TEL03-5734-1098) ハイネックシャツ8250円、ジーンズ2万9700円/ともにウエアハウス(ウエアハウス東京店 TEL03-5457-7899) ベルト1万7600円/スティーブンソンオーバーオール(トパンガ TEL03-6805-0870) ブーツ3万6300円/リプロダクション オブ ファウンド(アイ ファウンド TEL03-6434-7418)

【主役はこれ!】AVIREX N-2B

ミリタリーをベースに独自のアレンジでストリートを賑わすアヴィレックスだが、このN-2Bはヴィンテージに忠実なデザインで武骨な仕様にこだわった。まさに渾身の一着。

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年1月号 Vol.357」)

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