古着MIXで楽しむ! コスパ最強の革ジャンとネルシャツ。

横浜を拠点にコストパフォーマンスの高いアメリカンカジュアルウエアを展開するHEATH(ヒース)。大人気のシープスキンジャケットとネルシャツが、今年はさらにパワーアップした! 今回はその全貌を紹介しよう。

「HEATH」常務執行役員・久保寺宏明さん|MDも担当するHEATHの大黒柱。洋服好きで古着の知識も豊富
Lightning副編集長・ランボルギーニ三浦|ヴィンテージショップで長年の勤務した後、編集者の道に。編集部の古着博士

悩まず買っていた古着感覚が蘇る。

今40代以上の方達にとって、古着は風合いがいいのに悩まず買えるという価格が魅力的だった。私ランボルギーニ三浦もそのひとり。デニムを中心に高騰しすぎている現在のヴィンテージ市場はもちろん、コスト高が進んでいることで、現行品もどんどん値上がりしている。

そんな中で今回HEATHのプロダクツを手に取った時、久しぶりに“悩まず買っていた古着感覚”が蘇ってきた。高品質なのにリーズナブル。HEATHのプロダクツには、往年のファッションの醍醐味を思い起こされた。

HEATHの全商品を手がける久保寺さんは、古着好きであの頃の感覚も知っている人物。生地や縫製にこだわりながら、迷わず買える価格帯を実現するモノづくりは、かなり苦労したはずだ。

「素材を細部まで吟味したり工場と生産タイミングの連携をとるなどしてクオリティとコスパを両立させています。今季ナンバーワンのイチオシアイテムです」とは久保寺さんの弁。

今回は、HEATHの革ジャンとネルシャツを古着のTシャツとジーンズに合わせてコーディネイトしてみたが、風合いや佇まいがよく、非常に相性がいい。ぜひショップに足を運んで、皆さんにもこの“感覚”を味わっていただきたい。きっと迷うことなくGETしてしまうはずだ。これぞファッションの醍醐味だよね!

ブラックで統一した’90sハードロックスタイル。

革ジャン:“SHEEP SK IN” SINGLE RIDERS JACKET / Dust Black ネルシャツ:BLUE PORT HUNTING HEAVY NEL SHIRT / Navy そ の他:私物

ブルー系で統一した軽やかなアメカジスタイル。

革ジャン:“SHEEP SKIN” COLLAR RIDERS JACKET / California Blue ネルシャツ:BLUE PORT HUNTING HEAVY NEL SHIRT / Whiteその他: 私物

着用アイテムを紹介!

1.“SHEEP SKIN” SINGLE RIDERS JACKET

軽量でしなやかなシープスキンを使用。腕の可動域を広げる立体的な袖付けも特徴だ。Dust Black(ブラック)、Vintage Navy(ネイビー)、CaliforniaBlue(ターコイズ)の3色展開。各3万9900円

2.“SHEEP SKIN” COLLAR RIDERS JACKET

軽量でしなやかなシープスキンを使用したトラッカースタイルで着こなしを選ばず合わせられる。Dust Black(ブラック)、Vintage Navy(ネイビー)、California Blue(ターコイズ)の3色展開。各3万9900円

着込んでいくうちにアタリが出て、ヴィンテージのような経年変化を味わえるのも魅力。ガンガン着込んで自分だけの味わい深い1着に仕上げてほしい

3.BLUE PORT HUNTING HEAVY NEL SHIRT

HEATHが手がけるネルシャツで、BLUE PORTというレーベルで展開。インド綿を使った肉厚なフランネルは、裏起毛の加工も施してヴィンテージと遜色ない風合い。ライトアウターとしても活躍する。全16色展開で各6990円

胸ポケットにはButton Worksに別注した凝った金属製ボタンが付属。ちなみにエルボーパッチ付きとディテールに抜かりなし!
手前のシャツは3年着用サンプル。エイジングすると褪色して裏地の起毛もなくなってドライな質感に。これは’60年代以前の旧きよき時代のコットンフランネルそのものだ

【問い合わせ】
HEATH
TEL045-228-7850
https://www.heath-industrial.com/view/news/20230924132026

(出典/「Lightning 2023年11月号 Vol.355」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

Pick Up おすすめ記事

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...