設立25周年を数える原宿の名門。【ゆるイイ古着が見つかる古着屋】

着倒したこなれ感がいい味を出している、ゆるさもありつつカッコいい古着。Lightning読者が足繁く通う渋谷・原宿の名店の中から、そんなゆるくてカッコいい古着が見つかるショップを厳選。ショップの今を象徴するアイテムをピックしていただいた。

古着マニアも足繫く通う、古着屋激戦区の有名店。

「BerBerJin」は国内外からもその優れた審美眼と商品知識に触れるべく、多くの古着好きが足を運ぶ古参店。アメリカ駐在バイヤーから月1ペースで荷物が届き、新入荷は毎月第3土曜日。1階はレギュラー、地下階ではピュアヴィンテージをメインに展開中。

地下階はデニムやワークをはじめ、いわゆるピュアヴィンテージと呼ばれる戦前から’70年代頃までの名品がズラリと並ぶ
副店長の野原由太郎さん。ラルフローレンのオープンカラーシャツにリーバイス501-501Eと、もちろん全身ヴィンテージ

1.チャンピオン社製のフットボールシャツ。

年々高騰傾向にあるチャンピオン社製フットボールシャツは、ウィスコンシン大の’70sデッドストック。3万2780円

2.チャンピオン社製のスウェット。

四辺が縫われた通称タタキタグ採用の’50〜’60年代にかけてのチャンピオン社製。プリントは染み込み仕様。10万7800円

3.ペイデイのカバーオール

第二次大戦中に製造されたペイデイのカバーオール。ポケット数と月桂樹ボタンは物資統制下の貴重な名残り。39万3800円

4.’50年代頃のラグランカレッジモデル。

綿100%ブラックボディ、カラーフロッキーと高めの役がガッツリ乗った’50年代頃のラグランカレッジモデル。5万4780円

5.リーバイス501XX。

W31×L34とゴールデンサイズなリーバイス501XXは、レザーパッチ&片面タブ仕様の’47年モデル。87万7800円

【DATA】
BerBerJin
TEL03-3401-4666
営業/13:00〜19:00
休み/無休
https://berberjin.theshop.jp

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年10月号 Vol.354」)

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