個性的な色褪せ&ダメージ感を堪能できる。 “フェード&クラッシュ”なヴィンテージT。

ゆるイイ古着のキーワードでもある「フェード&クラッシュ」。ここではカレッジ系からバンドTeeまで、様々なジャンルから「フェード&クラッシュ」の条件を満たすアイテムを集めてみた。とにかくエイジングしてヤレたTシャツは、どんなプリントのものだってカッコイイのだ。このゆるさがたまらん!

1.BUCKY Warrenのチン付きTシャツ。

おそらく1950年代後半のものだろう。リンガー仕様になっているのが珍しい。ヤケて褪色したブラックボディとホワイトのコントラストが非常にカッコイイ。2万7800円(グリーフル原宿店 TEL03-6427-6039)

2.BLACK FLAGのプリントTシャツ。

1976年に南カリフォルニアで結成されたハードコア・パンク・バンドのBLACK FLAGのプリントTシャツ。おそらく’80年代初期のものだろうか。ダメージがあるが、雰囲気は抜群だ。10万8900円(シック 電話番号非掲載)

3.RUSSELLのリバーシブルTシャツ。

1980年代のRUSSELLのリバーシブルTシャツ。T型の前身と後ろ身を合わせた作りも特徴的だ。まるで柄のように褪色した風合いも雰囲気抜群の1着。ネブラスカ大学のもの。8580円(ピグスティ 原宿店 TEL03-6438-9969)

4.THE OwenyのヴィンテージT。

THE Owenyというブランドのおそらく’70年代製。胸と背中、両袖に42のナンバリングがプリントされた珍しい1卓。褪色具合もさることながら、ダメージも雰囲気がある。白Teeに重ねて楽しみたい。1万7380円(ガソリン TEL03-6454-6310)

5.スラッシュメタル・バンド、スレイヤーのTシャツ。

スラッシュメタル・バンド、スレイヤーの1着。’90年代製のHANESボディで、褪色とダメージがバンドイメージとリンクして雰囲気倍増。色の薄いブルージーンズに合わせたい。2万2000 円( ドロップ TEL03-3463-6086)

6.’80年代のヨット柄Tシャツ。

’80年代のコットン/ポリエステル混紡のRUSSELL ATHLETICボディを使ったヨット柄の1着。コットンが抜けて透けているが、このクタクタ感がイイ! 1万1880円(メチャ TEL03-6454-6077)

7.ローリングストーンズの北米大陸ツアーTシャツ。

1981年のローリングストーンズの北米大陸ツアーTシャツ。ブラックが褪色してグレーになった風合いがカッコイイ! アメリカと英国の国旗のコラボもイケてる~! 1万9800円(ジレ アンティークス TEL03-5467-5568)

8.リーバイスのsilver Tabの’90年代製。

リーバイスのsilver Tabの’90年代製。フロントは一面に顔、裏面はロゴという両面プリント。これは色の薄いリーバイスのダメージジーンズと絶対合わせなきゃ! 2万1780円(ピグスティ 原宿店 TEL03-6438-9969)

9.TRIUMPHの販売店のTシャツ。

’60年代のモノと思われるTRIUMPHの販売店のTシャツ。かなりダメージがあるが、綺麗な白or赤or青のTシャツをインナーに合わせるとカッコよく着られる。1万5400円(ジレ アンティークス TEL03-5467-5568)

10.’90年代頃の亀のプリントTシャツ。

遠目からだとダメージにも見えるが、実はこれらは亀のプリント。’90年代頃の1着で、首周りのダメージとプリントの雰囲気が絶妙にマッチしていてすごく佇まいがイイ。8900円(ダートビンテージ TEL03-4361-9941)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年10月号 Vol.354」)

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

Pick Up おすすめ記事

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...