気負わず羽織れる “クタクタ革ジャン”のすすめ。【モヒカン小川の推しアイテム】

最近では古着店も新たな価値を見出しているという、ゆるさのあるヴィンテージアイテム。ダメージや汚れで雰囲気が出まくったアイテムはまさに一点モノ。ここではLightning 編集部のモヒカン小川がクタクタになるほど味が出ている革ジャンをセレクトした。

1.’50年代製のDurableの1スター。

映画『The Wild One』でマーロン・ブランド演じるジョニーが着用したとされるDurableの1スター。馬革を使った’50年代製。28万3800円(フェイク アルファ TEL03-3404-0168)

2.BUCOのJ-100。

シャツに近いシンプルなデザインが人気のBUCOのJ-100。擦れによって至るところに茶芯が現れており、風合い抜群の1着だ。7万9200円(シック 電話番号非掲載)

3.ハーレーダビッドソンの’60年代製。

明るいブラウンカラーのレザーは質感も抜群で、左胸だけに付くポケットが特徴的だ。5万4780円(フェイク アルファ TEL03-3404-0168)

4.’60年代に作られたショットの1着。

BATESのような“逆ハ” の胸ポケットが特徴的だ。袖などにうっすらと茶芯が見える。5万4780円(フェイク アルファ TEL03-3404-0168)

5.ブランド不明のレザージャケット。

ラベルが無くブランド名は不明だが、とにかくレザーの迫力のある質感が目を引くジャケットだ。おそらく’60年代製だろう。2万9800円(ロンガブ TEL03-5377-0558)

6.’40年代製の馬革ジャケット。

ダブルブレストで、チェック柄のウールライニングだけでなく、随所に丁寧な作りが確認できる。7万7000円(デザートスノー 1号店 TEL042-727-3660)

7.’30年代のSATINTAN Albert Richardのジャケット。

左胸にはボールチェーンジップ付き。Levy Bros LOUISVILLEという販売店のラベルも残る。7万9800円(グリーフル下北沢 TEL03-6407-0029)

8.1940年代製のスポーツKT。

ラベルがなくブランド名は不明だが、汚れやヤケはあるが革質は非常によく雰囲気抜群だ。3万3000円(リカー TEL03-5305-5103)

9.女性用レザーベスト。

1940年代製と思われる女性用レザーベスト。ジレ型でデコTALONジッパーを装備する。滅多に見つからないかなりの珍品だ。3万2780円(コモン TEL0471-66-5433)

10.’50年代製のフレンチワークコート。

襟の刺繍からファイヤーマン用だと思われる。茶芯が出た迫力ある1着。3万9000円(デザートスノー ガーデン店 TEL03-5761-6390)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年10月号 Vol.354」)

この記事を書いた人
モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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