カリフォルニアの巨大アンティークショップでお宝探し。

アメリカに来たらやっぱり行きたいアンティークモール。アメリカには様々なところにアンティークモールが存在するが、中でもパサデナとベニスにある巨大なショップは一度行くべき場所。ここではそんなアンティークショップを紹介する。

古書やレコードの他、レディースも充実のPasadena Antique Mall

パサデナのオールドタウンにあるこのショップは、とにかく雑貨やインテリア、アート類が特に多く、古書もたくさん!

このモールはとにかく古書の数が半端ない。日本では見たこともないような本ばかりなので資料をお探しの方はぜひ!

古書だけでなくレコードの取り扱い数もかなりのもの。写真の分だけでなくこのようなレコードボックスが他にいくつもあった。

レディス専門のブースも何軒も入っていて、ファッションから雑貨まで様々な年代のものを幅広く取り扱っているのもこのモールの特徴。

ヴィンテージポスターから油絵、スカルプチャーまで多岐に渡るアートのコーナー。特に大きなポスターは持ち帰ることを考えて断念したが、本当に欲しいものがたくさんあった。

見渡す限り古書、古書、古書……。インテリアのディスプレイに使いたいものもたくさんあるが、大きくて重いので今回は断念!

【DATA】
Pasadena Antique Mall
309 E Green St, Pasadena, CA 91101
https://www.thepasadenaantiquemall.com/

世界各国のヴィンテージ雑貨が見つかるThe Mart Collective

世界各国のヴィンテージが一同に会するこのショップでは、アメリカンヴィンテージもかなり多く、洋服から雑貨まで充実の品揃えだ。

このショップはインテリア雑貨もかなり多いが、奥に行くとアフリカンからオリエンタルなものまで幅広く扱っているから驚いた。

ネイティブアメリカンのヴィンテージジュエリーの品揃えも豊富で、このようなショーケースが何個も並んでいるので目移りしちゃう。

キャストアイアンのスカルプチャーからアクセサリー、ジュエリー類までがびっしりと詰まったショーケースが何個も並ぶコーナー。

ハリウッドポスト43という第二次世界大戦時に活躍した退役軍人の全米最大の組織。その巨大で立派なトロフィーは、なんと$3200

イームズの1950年代製のロッキンチェアでフルオリジナルを発見! かなり綺麗なコンディションで$5000。う〜ん、欲しい……

1950年代のブラックオーシャンと呼ばれる黒い地球儀が、なんと$125! こういう超お買い得なものを見つけた瞬間がたまらん!!

中に入るとドドーンと鎮座する大きなレジカウンター。壊れやすいものはここでラッピングも行ってくれるからありがたい。

【DATA】
The Mart Collective
1600 Lincoln Blvd, Venice, CA 90291
https://www.themartcollective.com/

インテリアとアートを探すならここ、Pasadena Antiques & Design

巨大な空間でしかもフロアは2つあり、有名なギャラリーのブースが並んでいるため、インテリアとアート類の名品も数多取り扱う。

Knoll(ノール)のポロックチェアのヴィンテージものを発見。コンディションはかなり良くて$1300。1963年に誕生した名品だ。

インテリアとアートが充実しており、特にチェアのラインナップはかなりのもの。このショップほど揃っているモールはないのでは。

ゼネラル・エレクトリック社のヴィンテージ扇風機。見た目はかなり綺麗で動きそうだが、ディスプレイとしても重宝しそう。

ヴィンテージのコカ・コーラのレジスターを発見。デザイナーズ家具の中に突然こういうものが置いてあるのでビックリする(笑)

1956年に公開されたジェームズ・ディーン主演の映画『ジャイアンツ』のフランス版ポスターの当時物。これはカッコイイ〜。

【DATA】
Pasadena Antiques & Design
330 S Fair Oaks Ave, Pasadena, CA 91105
https://www.antiquesofpasadena.com/

(出典/「Lightning2023年6月号 Vol.350」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...