やちむんがこんなに進化してた!「Kamany」のバサナイHACHI

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介!

今回は「沖縄取材で一番の沖縄飯は「骨汁」。豚の骨に着いた肉をそげ落としながら食べるのだが、スープがあっさりしていてめちゃウマ! あの味が忘れなれない」と沖縄取材を満喫してきた、編集部の紅一点・めぐミルクがお届け!

KamanyのバサナイHACHI

国内だけでなく少しずつではあるが海外旅行も解禁になってきた。いろいろ制限はまだ残るものの、ようやくいつもの生活に戻りつつある。編集部でも国内出張が増えてきて、今月の第2特集はなんと沖縄特集! 私もしっかり特集に乗っかって、梅雨ど真ん中の沖縄を取材してきた(青い空と青い海が見られなかったのは残念)。

器好きとしては沖縄のやちむんは絶対に欠かせない。時間があるときに地元のカメラマンさんおすすめのお店を何軒か訪れて、結局4つほど購入した。そのうちの2つがカマニーのバサナイ。

“窯の根” を意味するカマニー。商品名のバナサイは沖縄の方言で「バナナリーフ」を意味し、ボディにバナナの 葉をモチーフにした模様をあしらっている。ブルー、ブラウン、グリーン、ブラックがあり、サイズは約φ140㎜×H 50㎜、重量約200g。各4950円

サジーグラフィックスがデザイナーとして入ったシリーズで、従来のやちむんの絵柄とはまったく異なるモダンなデザイン。その中でもこの円柱型のHACHIは、新作ということで、いま最も売り出し中のカタチなのだという。

スタッキングできるため、我が家の狭くなってきた食器棚にもなんとか入りそう。ここ最近はちゃんと自炊ができていないので、まだ使っていないけれど、何を盛り付けようか想像するとワクワクする。友だちと家飲みするときには、即座に出して自慢しちゃうんだろうなぁ……。もう、完全に自己満足です。

ボディの模様は先端の細い棒を使ってすべて手彫りで施している。下書き なしというから、職人というのは本当にスゴイ!
底面の中央にはKamanyのイニシャ ル「K」の文字を手彫りで刻印。個体差があるので、刻印を見ながら選ぶのもありかもしれない
写真のようにスタッキングできるのも ポイントのひとつ。同じ色で合わせてもいいし、色違いや柄違いで重ねても絵になる

【問い合わせ】
カマニー
TEL098-866-1635
https://www.ikutouen.com/kamany/

(出典/「Lightning2022年8月号 Vol.340」)

この記事を書いた人
めぐミルク
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めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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