レッドウィングの新プロジェクトが始動!イレギュラー品、穿き込んだ中古品などをオフィシャルで販売開始する!!

「1 足のブーツを長く大切に履いてもらいたい」という想いから、レッドウィングがオフィシャルでアップサイクル事業をスタートさせることになった。その根底にはどのような想いがあるのか、ここで紹介しよう。

ブーツを長く愛用するために、リペアを身近に感じられる新プロジェクト。

いま現在、レッドウィングのアメリカ工場では、コロナ禍ということで満足に生産できる状況にない。数多くあるラインナップのうち、日本の直営店でもサイズが揃っているのはわずかだ。それに比例するように、レッドウィングのヴィンテージや中古品が、市場で急騰を続けている。これは同様の理由で新車が作れず、中古車が急騰している状況に酷似している。

レッドウィングとしては、そんな状況を打破するべく、アップサイクル事業をスタートさせるのだという。そもそもレッドウィングは、創業当時から変わらないモノづくりをしている。そのブーツは履けば履くほどカッコよくなり、修理すれば一生履き続けられるというサスティナブルな一面も持っている。そのためレッドウィングでは、これまでもオフィシャルでリペア・ソール張り替え事業を率先して行ってきたのだ。

とにかく、1足のブーツを大切に履き続けていただきたい。そしてこの取り組みを通じて、ブーツのリペアを身近に感じてほしい。そんな想いが込められている。

まずはレッドウィング本社所蔵のイレギュラー品、同社の社員が履き込んだブーツ、店舗展示品だった未使用品などを、定価よりも安いリーズナブルな価格で提供するそう。展示未使用品のほかに、丁寧にオイルアップされ、中にはソールも交換されて“仕上がった”ものも。これらはほんの一部。今後の展開が楽しみだ!

【問い合わせ】
レッドウィング・ジャパン
https://redwingheritage.jp/

(出典/「Lightning2022年5月号 Vol.337」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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