ミリタリーアウターの季節到来!狙うはHOUSTONの軽量・防寒仕様トップス。

気がつけば夏も終わり、秋深くなってきました。そこで気になるのは、2021年秋のアメカジファッション。中でもワークにスポーツ、トラディショナルといった様々なスタイルがあるけれど、やっぱりミリタリースタイルはアメカジファッションの中でも支持率が高いジャンル。質実剛健ながらスタイリッシュな着こなしが楽しめるミリタリーアウターこそ、これからの季節に最適なアイテムではないでしょうか。

HOUSTONのラインナップから気になるアイテムをチョイス。

ミリタリースタイルをカジュアルに楽しみたい人におすすめなのが、HOUSTONが今シーズン展開しているミリタリーアウター。クラシカルなアイテムから現代的なモデルまで幅広いラインアップとなっています。でも選ぶなら機能的でカジュアルに着回せるアイテムがいいですよね。そこでLightning編集部視点でイチオシを選んでみました!

雨風もへっちゃらな、アウトドアスタイルの軍用パーカに新色チョコチップが登場!

#50311
ECWCS PARKA
¥18,480_

アメカジファッションの中でも人気の高い軍用パーカが、拡張式寒冷地被服システムと呼ばれるECWCS(Extended Cold Weather Clothing System)。某アウトドアブランドのマウンテンパーカが原型となっており、防風・防水性に特化したデザインが特徴だ。それ故にコマーシャルモデル(民間衣類)としても人気が高く、今では様々な迷彩柄やカラーリングが展開されているので、ファッションとしても取り入れやすいのだ。しかもHOUSTONでは10色も展開している。そこで選んだのは迷彩柄の中でも人気の高い6Cデザート迷彩。通称「チョコチップクッキー迷彩」とも呼ばれており、タンカラーをベースに濃淡のブラウン、デザートピンクそして小石のような影を落とし込んだ配色となっている。

機能性は言わずもがな。細部まで作り込みに注目!

ECWCSパーカの魅力は何といっても機能性に特化したディテールだ。冷気をしっかりと遮断するフード周りのドローコードや、ウエスト部分にデザインされたスノースカート。そして運動時における発汗に対応する脇下のベンチレーション、フロントジッパーの隠しポケットなど、アウトドア由来のデザインは必見。タウンユースだけでなく、アウトドアユースも可能な一着だ。

アメカジファンも納得の出来栄え。米英が誇るミリタリーアウターに注目!

ミリタリーアウター市場の中でも人気の高いアイテムをラインナップするHOUSTON。アメカジファンのツボを刺激する、気の利いたモデルを今期しっかり展開しています。そこで定番であるアメリカ軍のミリタリーアウターからはCWU-9Pを、そして今季注目を集めるイギリス軍からは、米軍のECWCSと対をなす寒冷地被服システムであるPCS(Personal Clothing System)をご紹介しましょう。

#51134
CWU-9P FLIGHT JACKET
¥16,280_

アメリカ空軍が独自に運用していたヘビーゾーン用フライトジャケットがCWUシリーズ。その中でN-3Bの後継モデルとして使われていたCWU-7PのライニングがこのCWU-9Pだ。軽量で暖かいキルティング仕様となっており、他のヘビーアウターとのレイヤリングはもちろん、単品使用も可能なフロントジッパー&スナップのデザインが特徴だ。HOUSTONではデイリーユースに快適なパッチポケットを新たにデザインした、モディファイデザインとなっている。しっかりとしたリブニットも防寒性を高めているので、これからの季節に重宝すること間違いなし。

パッカブル仕様で携帯性も良し!イギリス陸軍のハイテクモデル。

近年の寒冷地用ミリタリーウエアはレイヤリングシステムが主流。そこでイギリス軍はアメリカ軍同様のシステムを運用。それがPCS (Personal Clothing System)と呼ばれるアイテムです。HOUSTONではアウターシェルとして活用できるTHERMAL JACKETと、ミッドレイヤーとしても使えるSMOCK JACKETを用意しています。どちらもパッカブル仕様となっており、コンパクトに持ち運べるのも嬉しい限りです!

#51113
BRITISH ARMY PCS THERMAL JACKET
¥19,580_

米軍で言うところのレベル7に相当するのが、このイギリス陸軍のPCS THERMAL JACKETです。適度なボリューム感を持つボディのライニング素材に3M社のシンサレートを使っているので保温力抜群です。またすっきりとした首周りにフードを内蔵しているの、着用環境に合わせて使い分けることができます。そして大型の胸ポケット部分からパッカブルにコンパクト化できるので持ち運びも便利です。

#51112
BRITISH ARMY PCS SMOCK JACKET
¥17,380_

PCS SMOCK JACKETはミッドレイヤーとして使われるアイテム。スリムな袖まわりは、肩部分にステッチがないので腕の可動域が広く着やすいシルエットとなっています。またライニング素材はフリースとなっており暖かく、そして脇下のベンチレーションを設け、腰回りにはスリットをデザインしているので温度調整が楽チンです。PCS THERMAL JACKETと同様に、フード内蔵&パッカブル仕様となっています。

HOUSTONから今シーズン、まだまだミリタリーアウターがリリースされます。アメリカ軍だけでなく、イギリス軍など欧州系ミリタリートップスも揃うので、今後も動向から目が離せません!

【問い合わせ】
ヒューストン(ユニオンネットストア)
TEL 048-643-5110
HOUSTON BOOK https://www.houston-book.com

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

Pick Up おすすめ記事

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...