花柄女子がチョッパーに目覚めた!? ノーマルより軽くて女子向きなチョッパー。

「ジーモーターサイクル」代表の青木さんの奥様は、もともとはアパレルで働いていた“花柄女子”だった。結婚を機に、バイク、そしてサーフィンを夫婦で楽しむように。そのなかで、出会ったチョッパーは女性にも快適で、最高なんだとか。

結婚してから乗った愛車は、チョッパー。

チョッパーの魅力は、その芸術性もさることながら、ノーマルより“軽い”と言うところにもある。

「最初はソフテイルに乗ったけど重くて不安だったんです。そしたらショーに出すからってスポリジ作ってくれて。これは軽いからホントどこでも行ける」と語る真麻さん。

もともとはアパレルに努める花柄女子だった、という青木真麻さん。今はGee モーターサイクルの女将としてバイク女子ツーリングを開催。九州中を走り回る

「作ってくれて」とは聞きなれない言葉であるが、真麻さんは「ジーモーターサイクル」代表青木さんの奥様なのである。青木さんと知り合うまでは花柄女子。初めてのバイク体験は、ミーティングにタンデムで行ったこと。

「もうお尻が痛くって。前に乗ったらお尻痛くないかなって免許取りました(笑)」

浜において行かれるのはイヤ、と青木さんに習ってサーフィンも始めた。

サーフィンもバイクと同じ時期に始めた

普通だった花柄女子は、今ではすっかりアクティブ女子に。ショップの女性客を連ねてツーリングにも出かける。店において行かれるのは旦那様、になってしまったそうだ。

プロの旦那様ゆえメインテナンスはおまかせ。「磨くのもデス」。夫婦の関係お察しします(笑)

愛車「Maniera」を拝見!

エボスポーツを社外のリジッドフレームに載せコンパクトに仕上げた。細部に赤とゴールドのピンストライプを入れ自転車のようなイメージを作っている。

フロントはソフテイルデュース の純正ホイールでインベーダ ーホイール風の雰囲気に
反射板のついたミラーは自転車用。見えづらい……ので左にもコンパクトなミラーを装着
フレームにはバイクの車名Manieraが描かれる。イタリア語…であるらしい
エボスポーツのエンジンは点火をダイナSにしてハーレーらしいポテトサウンドに
自転車フレーム、らしくネックシャフトにロゴをペイント。雰囲気だね
フレームは詰めていないそうだがウォールの高いタイヤのおかげでコンパクトに見える

いろいろ試してこのスタイルに。旦那さんからの“支給品”コーデをチェック!

「ホントはバイカーバイカーしてるのは嫌っちゃけどオイルが飛んできても平気な合理的スタイルと気づいた」という真麻さん。スカートで乗っていたこともあるそうだ。

女の子サイズは少ないから…と支給されたというレッドウィング。 愛されてるネ
夫婦でおそろいのヴィンテージヘルメット。やっぱり支給品……だそう
ヘルメットはヴィンテージ。ピンクがイイかなって選んだ、モノである

スタッズ付きの服が 好き。痩せて見える (笑)と言う一着。選択基準が男子とは異なる。スウェット地のJKTも良く着る一枚

サングラスは内側がティファニーブル ー、ネイビーのDr.マーチンはあまり見かけないからお気に入りだという。 グローブは鹿のマークの支給品
長距離は黄色いノーマルで。「スポリジが軽ならこれはレクサスです」お尻にやさしい

【DATA】
ジーモーターサイクルズ
福岡県福岡市東区東浜1-14-53
TEL092-633-2933
http://www.gee-mc.com

(出典:「Lightning Vol.283」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

Pick Up おすすめ記事

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...