2ページ目 - ダサいと言わせない! ダメージジーンズのおすすめから大人メンズコーデまで徹底解説。

6.Hollywood Ranch Market(ハリウッド ランチ マーケット)|PP58 パッチリメイクジーンズ 4万9500円

継接ぎの表情こそダメージジーンズの醍醐味だと思います。表情の異なるデニム生地でリペア加工を施していて、個性的な表情を作っているのがユニークです。スタイリングのアクセントに持って来いなジーンズではないでしょうか。(ADちゃん)

加工度:ややハード
シルエット:ややタイト
色落ち:ややライト

【問い合わせ】
ハリウッド ランチ マーケット
TEL03-3463-5668

7.Old Crow(オールドクロウ)|RODDER DENIM 6万3800円

14オンスのセルビッジデニムを使用したストレートシルエット。メリハリのある色落ちとダメージ加工を施し、ヴィンテージデニムらしい色落ちとなっています。穿きやすそうな1本ですね。(ランボルギーニ三浦)

加工度:ややハード
シルエット:ストレート
色落ち:普通

【問い合わせ】
グラッドハンド コア 
TEL03-6438-9499

8.The Flat Head(フラットヘッド)|3009R テーパードストレートジーンズ リメイク加工 4万7300円

穿いたときのシルエットが美しいテーパードストレートの3009に、リメイク加工を施したモデル。独特なタテ落ちはもちろん、バックヨーク部分などのパッカリングも現れている。オリジナルの鉄リベットや鉄ボタンなど、細部にもこだわりを見せる。(ランボルギーニ三浦)

加工度:普通
シルエット:ややタイト
色落ち:普通

【問い合わせ】
フラットヘッド・ネクスト 
TEL026-275-6666

9.Old Joe(オールドジョー)|DOUBLE CLOTH FRONT TROUSER(SCAR FACE) 6万1000円

手作業で一つひとつエイジング加工が行われているオールドジョーのジーンズ。デニムに施されているリメイクやリペア、そして色落ちはもちろん一点もの。それぞれに異なる表情をもつので、一期一会の出会い、そして選ぶ楽しみが味わえるのも面白い。(モヒカン小川)

加工度:ややハード
シルエット:ややルーズ
色落ち:普通

【問い合わせ】
オールドジョー フラッグシップストア 
TEL03-5738-7292

10.Studio D’artisan(ステュディオ・ダ・ルチザン)|NORAGI BOROジーンズ D1832U 3万6080円

各部にリペア加工が行われているダルチザンのジーンズ。当て布はダルチザンのオリジナル生地を使用。クタクタになるまで穿きこんだ風合いやダメージ加工など、個性的な存在感を放つ一本。シルエットは現代的で穿きやすいリラックステーパードを採用。(ランボルギーニ三浦)

加工度:ハード
シルエット:ややルーズ
色落ち:ややダーク

【問い合わせ】
ステュディオ・ダ・ルチザン・インターナショナル
TEL06-6536-6328

11.Edwin(エドウイン)|ERV03-566 2万5300円

エドウィンの加工技術の集大成という触れ込みのERV 03。アタリはもちろん、オイル染みやペイントなどのユーズド加工はさすがの一言。特筆すべきはリメイク部分。生地を一度破いてから補修するという手の込みよう。自然な色落ち感は春夏にピッタリ!(ADちゃん)

加工度:ハード
シルエット:ややルーズ
色落ち:ややライト

【問い合わせ】
エドウイン・カスタマーサービス
TEL0120-008-503

※取材時の価格です。変更になっている場合があります。

業界人の着こなしをチェック! 大人ダメージジーンズコーデ7選。

ジーンズ好きなあの人たちに、リペアが施された一本を見せてもらった。リジッドを穿きこんで自分で直したジーンズから、古着をリメイクした一本まで様々な愛情のカタチを見せてくれた。

1.色落ちしたデニムには淡いトップスで。|「ウエアハウス」プレス・藤木将己さん

なんと20年も愛用しているウエアハウスの1001XXで登場してくれた藤木さん。リジッドから穿き込んだもので、ダメージ部分をリペアしながら育て上げた。濃淡を残しながらも、色落ちした淡青のデニムには、濃色よりもベージュやホワイトといった薄めの色が似合う。藤木さんはカシミアのカーディガンでほどよく’90sのグランジ感を演出。小奇麗に見えるようにインナーはBDシャツ。

破れてはリペアを繰り返しているため、まるでヴィンテージのリペアデニムのような雰囲気に。バックポケットにも自然なほつれがあり、絵になっている。

2.ネイビーのワントーンでルーズに見せない。|「ベルベルジン」ディレクター・藤原裕さん

ベルベルジンのディレクターだけでなく、ヴィンテージデニムアドバイザーとしても活躍する藤原さん。ダメージデニムをリクエストしたところ、穿いてきてくれたのはリーバイス501E。ダメージデニムは一歩間違えるとルーズに見えるので、トップスのバランスが重要。この日は自身がファインダーズ キーパーズとコラボしたファーストタイプのレザージャケットで、大人っぽくコーデした。

ダメージ箇所によってあて布を替えているので、よりリペア感が強調されている。濃淡が出るXXもいいが、この淡い風合いとなるのが501Eの醍醐味。

3.自分で施したヒッピーライクなリペアジーンズ。|「リンチシルバースミス」矢野達也さん

孤高のシルバーブランド「リンチシルバースミス」を主宰し、自らの手で生み出す矢野さん。スタイルのあるファッションの核となっているのは、10年以上穿き続けたというオリジナルジーンズ。穴が開いた部分をあて布で丁寧に縫製した一本は、手先の器用さを活かしたシルバー職人ならではのハンドワーク。裁縫上級者なら、ぜひ真似したい。

破けやすいポケット口には、レザーを使いパイピングのように補強した技アリな一本。

4.ダメージデニムのお手本コーデ!|「ギャラリー1950」キュレイター・北修三さん

北さんは、以前にウエアハウスに生産を依頼したG1950のオリジナルデニムで登場。Tシャツにサーマルというシンプルなレイヤードなので、リペアデニムが引き立っている。足元は、ここ最近のマイブームであるレッド・ウィングのアイリッシュセッターでベーシックにコーデ。サイズ感さえ気をつければ、定番でも今っぽく見せられる好例だ。

ダメージ加工を施した箇所には、パロットキャンバスの生地でリペア。こういった感覚が実に北さんらしい。

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

Pick Up おすすめ記事

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...