野球好きの40代に被ってほしい、「POTEN(ポテン)」の本格派の野球帽。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は元野球少年、ライトニング編集部の何でも屋・サカサモトがお届け。

「POTEN」のBASEBALL CAP NYLON Water Repellent-2004

大したこだわりはないが、帽子好きを自負している。家にある帽子は、被らないものも含めると100個近くはあるはず。とはいえ被る帽子は、その時に気に入っている5個ぐらいをローテーションすることがほとんど。

そんな今春のレギュラーメンバーは、ラルフローレンのキャップやノーブランドのニットキャップばかり。とはいえ、ご時世的に外出する機会も減ってしまっているため、帽子をかぶる機会も少ないのが残念だが、夏までにコロナが収束してほしいという願いも込めて、清涼感のあるキャップを手に入れた。

プロ野球やアマチュア野球のキャップを専門で作る工場で生産しているため本格的な作りが魅力のPOTEN。撥水加工が施された生地を使ったナイロン製のキャップはストリート感溢れる仕様でタウンユースに最適。カラーバリエーションはブラック、キャメル、ブルーを展開。各8140円(ウエアハウス東京店 TEL03-5457-7899  http://www.ware-house.co.jp)

購入したのはウエアハウスの直営店でセレクトされていた「POTEN(ポテン)」というブランドのベースボールキャップ。このブランドは日本のプロ野球や高校野球の帽子を手掛ける国内工場で作られているため、本格的な作りが満載となっているのが最大の魅力。

昔のプロ球団のキャップを参考に施された19本のステッチ。しっかりとツバのカタチを保ちつつ、アイコニックなデザインとしても有効だ

それを最も体現しているのがツバ部分に施された無数のステッチで、ツバがガッチリと硬く、まさに質実剛健といったころ。まさに元野球少年だった私に刺さる作りなのだ。そんな古典的な作りにも関わらず、色使いや素材使いがストリート感のある素材に置き換えられているギャップ感もたまらない。今回はキャメルカラーをチョイスしたが、色違いでブラックも購入する予定だ。

帽体の内側にはPOTENのタグと共に、自分の名前が書けるネームタグをレイアウト。正統派な野球帽に見られるディテールも再現している
バックストラップにもヌメ革を採用。 本来は背面にブランドの刺繍が施されるが、ウエアハウスが扱う商品は刺繍のないシンプルな仕様となる
額にフィットするスベリの部分はヌメ革を採用している。汗を吸収しやすく、 愛用するほど頭にフィットしていくのが特徴。何よりも雰囲気抜群

【問い合わせ】
ウエアハウス東京店
TEL03-5457-7899
http://www.ware-house.co.jp

(出典/「Lightning 2020年6月号 Vol.314」)

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サカサモト
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サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
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