老眼鏡だってお洒落に見えるはず。Tack×FIRST ARROW’sのグラスホルダー。

もうすぐ年の瀬。今年一年を振り返る季節だが、この一年を振り返ると……実は3つもサングラス を失くしてしまいました。自慢ではないが、ガキの頃からあまりモノを失くさないたちで、100円ライターもほとんど失くさずに最後のガスまで絞り出すし、コンビニ傘も、盗られたことは何度もあるが、自分の過失で失ったことはない。

ちなみに、以前レザーベストを失くしたことがあったが、あの時は俺史上、最高レベルに酔っぱらっていた時なので、失くした、 というよりは「供養した」イメージに近い。財布や鍵は、絶対になくさない自信がある。でも、サングラスだけは別。取材中に外して、 駐車しているクルマの屋根に無意識に置いてしまったり、飲み屋に入ったら、もうダメ。サングラスをしてたことすら忘れちゃう。

Tack×FIRST ARROW’sのグラスホルダー

日本を代表するシルバースミスであるファーストアローズ・伊藤一也氏が手掛けた、グラスホルダー。リングには精緻なアラベスクが彫られる。K18付きが5万4780円、無しが4万 3780円[チェーンは別売り](タック本店 TEL0957-46-1176 http://tack-roll.com/)

このグラスホルダーに出会ったのは、 先日、ファーストアローズのイベントで、長崎のタックにお邪魔し た時。そのままでもカッコいいし、 サングラスをリングに掛ければ、 決して失くすことはない。ただ、 そのリングに掛けること自体を忘れちゃいそうだが、そこは学習するとして、そのクールなデザインに一目惚れしちゃった。

センターには、Tackの頭文字であるTが刻まれる。鈍い輝きがワイルドさを演出するシルバー仕様か、ゴージャスなK18付きか、アナタならどっちを選ぶ?

長崎・タ ックと言えば、オーナーの仲さんが根っからのバイク乗りのため、九州全土からバイカーが集まる、 九州バイカーの“聖地”。もちろん、 ファーストアローズの伊藤さんだって、旧いバイクを数十台と所有する、大のバイク好き。シェイドが必需品の彼らだからこそ生まれたコラボアイテムなのだ。

別に眼鏡をここに掛けなくてむ、きちんと成立す る美しいデザインが◎。女性にもピッタリだ俺はバイクに乗らないが、ロックな気持ちを忘れないためにも普段からサングラスをするので、重宝する。 そして先日48 歳を迎え、最近、若干老眼気味なので、老眼鏡にも役立つに違いない。体のエイジングも、こんなアクセサリーでクールに見せることが出来るはず。まさにお洒落と実用を兼ね備えたアクセなのだ。

別に眼鏡をここに掛けなくてむ、きちんと成立す る美しいデザインが◎。女性にもピッタリだ

【問い合わせ】
タック本店
TEL0957-46-1176
http://tack-roll.com/

(出典/「Lightning2020年1月号」)

この記事を書いた人
モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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