2ページ目 - 「スポーツジャケット」ってどんな革ジャン? ライダース、フライトジャケットに続く第三勢力の魅力に迫る!

4.BILTBUCK(ビルトバック) Lot.706 Deerskin Stag Jacket

大戦以前のデコラティブなライトジャケットをイメージしたシングルスポーツジャケット。厚みがありしっとりとしたディアスキンは抜群の着心地。ヨークの入ったバックスタイル、ハトメエンドのジッパー、ボールチェーンなどクラシックなディテール満載。16 万2800 円

【問い合わせ】
アトラクションズ
TEL03-3408-0036
https://attractions.co.jp

5.Orgueil(オルゲイユ) Cossack Jacket

アメリカ軍の騎兵隊が着用していたといわれるシンプルなコサックジャケットをベースに、装飾が施されたナットボタンやショールカラーで上品さをプラス。しっかりとした硬さがありながら着込むことでその人の体に馴染むステアハイドだから経年変化も楽しめる。14 万800 円

【問い合わせ】
マリジュアン表参道店
TEL03-5774-6479
https://www.orgueil.jp

6.BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ) BR80480 AVIATOR STYLE LEATHER JACKET

1920年代〜’40年代にかけて軍の仕様を採り入れた様々な飛行服が民間でも市販されていた。コート丈からショート丈に移行する過渡期に誕生したレザージャケットの官給品をベースにアレンジを加えた飛行服ともライダースともとれるクラシカルな1枚。馬革製。19 万5800 円

【問い合わせ】
ジャンキースペシャル
TEL03-3232-0805
http://junkyspecial.com/

7.FOUNTAINHEAD LEATHER(ファウンテンヘッドレザー) Alpha

1930年代の名作ジャケットがモチーフにしながら、当時の野暮ったいシルエットではなく、現代のシーンにも似合うジャストなフィット感を持つシルエットを実現。約1.5㎜厚のホースハイドにオリジナルの特殊なアナログ工程を施すことで独特の表情を生み出す。17 万6000 円

【問い合わせ】
マスファルト
TEL03-6383-4006
https://www.masphalto.jp/

8.CALEE(キャリー) Leather Sports Jacket

国産の牛革、クロームレザーを国内で縫製。裏地にはオリジナルの蛇柄の中綿キルトを使用したレザースイングトップ。グリーンカラーのボディも目を惹くポイントだ。飾り気のないミニマルなカッコよさも魅力。着こなしはストリート感漂わす、カジュアルコーデにハマりそうだ。16 万5000 円

【問い合わせ】
スチュワーズレーン東京
TEL03-6434-1278
https://calee.net

9.BILT BUCK(ビルトバック) Lot.500 Grizzly Jacket-Black/Black-

1930年代のグリズリージャケット。透明感のあるラッカーフィニッシュで仕上げたホースハイドに、高い保温性を有するハイグレード・シープムートンを使用。ベリリウム素材の極薄フロントバックル、ハトメエンド、チンストラップなどディテールも見所満載。22 万円

【問い合わせ】
アトラクションズ
TEL03-3408-0036
https://attractions.co.jp

10.Dry Bones(ドライボーンズ) Leather and Sheepskin Jacket “GRIZZLY”

1930年代頃のヴィンテージを元に製作した、ホースハイドにムートンファーをあしらった贅沢なグリズリージャケット。袖口の隠しリブのほか真鍮製のフロントバックルでウエストを締めるというライダースに見られる使用もあり、ライダースジャケットとしても最適。

11.BILT BUCK(ビルトバック) Lot.500 Grizzly Jacket-Black/White-

1930年代スタイルのグリズリージャケット。フルベジタブルタンニングで美しいツヤを生むラッカーフィニッシュに、ホワイトカラーのシープムートンがインパクト大。見た目だけでなく高い保温性や当時を再現したパーツ類などディテールにもこだわり抜かれている。22 万円

【問い合わせ】
アトラクションズ
TEL03-3408-0036
https://attractions.co.jp

12.BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ) BR80481 AVIATION ASSOCIATES N-1 HAIR ON HIDE

現存する旧いレザージャケットの中で特に稀少性の高いのが、ホースハイドとホースヘアを掛け合わせたジャケット。ホースハイドとムートンを組み合わせた通称” 熊ジャン” 同様に、高級感と野性味に溢れた仕上がりの一着。懐古主義の視点だと、この上無いモダンなデザインである。25 万3000 円

【問い合わせ】
ジャンキースペシャル
TEL03-3232-0850
https://www.toyo-enterprise.co.jp

13.THE REAL McCOY’S(ザ・リアルマッコイズ) 30s SPORTS JACKET / NELSON MJ19115

シングルライダースとはひと味違った1930年代に存在したスポーツジャケットを再現。背中は1枚革仕様というぜいたくなスタイルで、着るごとに美しく経年変化するベジタブルタンニングのホースハイドを採用する。各ディテールも戦前のウエアに存在した部材やデザインを踏襲。22 万円

【問い合わせ】
ザ・リアルマッコイズ
https://therealmccoys.jp
https://therealmccoys.com

他の革ジャンにはないスポーツジャケットの魅力が伝わっただろうか? ライダースにばかり目がいってしまいがちだが、なかなか使い勝手のいいのがスポーツジャケットの魅力。革ジャンビギナーの方も、今年の秋冬のワードローブにぜひご検討を!

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2022年11月08日

情報は雑誌掲載時のものとなります。

(出典/「Lightning 2022年12月号 Vol.344」「Lightning Vol.273」「別冊Lightning AGING of LEATHER JACKET」)

この記事を書いた人
モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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