佇まいを格上げする高級ボールペン。名門4ブランドと代表モデルを解説します。

確かな重量感、洗練された輝き、すっと走らせる手元から伝わる品格・・・。

書き心地が素晴らしく、永く愛用でき、手にする人の佇まいを格上げしてくれる高級ボールペン。
昇進のお祝いや独立の記念などで選ばれる方も多いです。

こちらの記事では、ビジネスパーソン必携の高級ボールペンについて、名門ブランドやその代表モデルをご案内します。
記事の後半では、高級ボールペンが選ばれる理由についても触れましたので、ぜひ、目を通してみてください。

名門4ブランドと代表モデル

それでは早速、世界が認める名門4ブランドと、その代表モデルをご紹介します。
時を超えて愛され続ける高級ボールペンの頂点に立つ名門ブランドたちは、卓越した技術と美意識を備えています。
職人たちの手によって丹精込めて作られる一本一本を、じっくりとご覧ください。

英国王室御用達ブランド
PARKER(パーカー)

イギリスを代表する高級筆記具ブランド、PARKER(パーカー)。
1888年にジョージ・サッフォード・パーカーによって創業されたブランドです。
品質の良さと高級な見た目を兼ね備えているので、高級ボールペンの入門としてもおすすめです。
公式サイトはこちらから ≫

PARKER
デュオフォールド

PARKER(パーカー)デュオフォールド
価格帯:30,000円~80,000円

重厚感のある金具とボディのコントラストが美しいシリーズ。
アメリカ・ロシアの公式文書で署名に用いられたほか、和平に関わる様々な文書の調印式などで使われた歴史があり、「平和のためのペン」とも呼ばれています。
公式サイトで詳しく見る ≫

国内筆記具ブランドシェアNo.1
PILOT(パイロット)

「パイロット」は1918年に創業した日本の筆記具ブランド。
日本初の純国産万年筆を開発し、そのノウハウをいかした高級ボールペンの製造・販売をしています。
国内の筆記具ブランドシェアNo.1を誇っており、190ヵ国以上の国と地域にも展開している世界的な筆記具ブランドです。
公式サイトはこちらから ≫

PILOT
カスタムシリーズ

PILOTのカスタム74
価格帯:8,000円~12,000円
100年以上にわたる歴史の中で培われた万年筆製造の経験から生まれた「カスタムシリーズ」。
カスタムシリーズの特徴は、その高級感。ゴールドがあしらわれた重厚感あふれるデザインが人気です。

公式サイトで詳しく見る ≫

日本を代表するペンブランド
セーラー (セーラー)

明治時代、万年筆に感銘を受けた日本人が創業したブランドです。海外をけん引したいという想いと、ひとりの提督より 多くの水兵(セーラー)が大切だという思想からこの名前になったそうです。国内で初めて純国産の14金ペン先を開発するなど、日本の手しごとならではの細やかな作りが魅力です。
公式サイトはこちらから ≫

SAILOR
SHIKIORI~四季織~

 SAILOR
価格帯:6,600円
四季折々の美しい自然の風景が生み出す「季節の息吹」がコンセプトのシリーズです。日本で生まれたブランドならではの繊細な色合いを楽しめます。

公式サイトで詳しく見る ≫

ドイツを代表する筆記具ブランド
LAMY(ラミー)

「ラミー」は1930年に創業したドイツの老舗文具ブランド。
「機能によってかたち作られるデザイン」という理念に基づき、世界中のデザイナーを数多く起用してきました。br>
極限まで無駄をそぎ落としたシンプルでありながら存在感のあるデザインが特徴です。
公式サイトはこちらから ≫

LAMY
LAMMY 2000 ボールペン

LAMYの2000 ボールペン
価格帯:14,300円~63,800円
1966年に登場した、ラミーのデザインプロダクト最初の製品です。
「西暦2000年になっても古さを感じないデザイン」をコンセプトに誕生した、装飾の一切ないシンプルなデザインは、50年以上経った現在でも、色褪せることなく愛され続けています。
公式サイトで詳しく見る ≫

ドイツの老舗ブランド
Montblanc(モンブラン)

モンブランは1906年にドイツで創業した、筆記具や高級アクセサリーの代名詞的存在です。
クラシックでエレガントなデザインと卓越した品質で知られ、世界中のビジネスエリートやコレクターに愛されています。
また、時計や革製品など多彩な高級アイテムを展開し、時代を超えたラグジュアリーを提供するブランドです。
公式サイトはこちらから ≫

Montblanc
マイスターシュテック

Montblanc(モンブラン)マイスターシュテック
価格帯:69,300円~405,900円

1924年に発表されてから一世紀を過ぎてもなお、モンブランの最も有名な筆記具として名を馳せているシリーズ。
最初にモンブランでボールペンを選ぶなら、これがおすすめ。
公式サイトで詳しく見る ≫

フランスの高級ペンブランド
Waterman(ウォーターマン)

ウォーターマンは1883年にアメリカで創業し、現在はフランスを拠点とする筆記具の名門ブランドです。
創業者ルイス・エドソン・ウォーターマンが万年筆の漏れを防ぐ革新的な技術を開発したことから始まり、エレガントで芸術的なデザインが特徴です。
公式サイトはこちらから ≫

Waterman
カレン

Waterman(ウォーターマン)カレン
価格帯:24,200円~82,500円

ボディに施された独創的なデザイン、技巧を凝らした緻密な彫り模様、そしてゴールドやレザーなど貴重な素材使いが堪能できるシリーズ。
フランス発の美しい流線美をお楽しみください。
公式サイトで詳しく見る ≫

ドイツの老舗ブランド
Pelikan(ペリカン)

ペリカンは1832年にドイツで創業した筆記具ブランドで、特に高品質な万年筆で知られています。
クラシックなデザインと卓越した書き心地で世界中の愛好家に支持されています。
公式サイトはこちらから ≫

Pelikan
スーべレーン

Pelikan(ペリカン)スーべレーン
価格帯:16,830円~70,125円

ドイツ語で「卓越した」「スグレモノ」などの意味を持つスーべレーン。
その名の通り、マニアから初心者まで幅広く魅了するシリーズです。
公式サイトで詳しく見る ≫

イタリアの老舗ブランド
Aurora(アウロラ)

アウロラは1919年にイタリア・トリノで創業した筆記具ブランドで、自社工場でペン先からボディまで一貫生産し、伝統と革新を融合させた高品質な製品を提供しています。
公式サイトはこちらから ≫

Aurora
オプティマ

Aurora(アウロラ)オプティマ
価格帯:19,800円~204,800円

独自開発の「アウロロイド樹脂」を使用し、手作業で丁寧に磨き上げられた艶やかなボディが特徴です。
また、古代ローマ時代のグレカ・パターンをキャップリングに採用し、創業当時の社名をボディに刻印するなど、伝統と革新を融合させたデザインが魅力です。
公式サイトで詳しく見る ≫

高級ボールペンが選ばれる理由

高級ボールペンは、単なる筆記具ではなく「所有する喜び」と「使う喜び」を両立させたアイテム。
ビジネスシーンにおいても高級感をプラスし、使うたびに気持ちを高めてくれる文房具です。
ここでは、そんな高級ボールペンの魅力をご紹介いたします。

1. 洗練されたデザインと素材の美しさ
高級ボールペンは、職人の技術が詰め込まれた芸術作品とも言える存在。
金や銀、プラチナ、木材などこだわりの素材が使用され、滑らかな手触りと視覚的な美しさを兼ね備えています。
ブランドのロゴマークと相まって、ひとつひとつがオリジナルの個性を放ちます。

2. 書き心地の優雅さ
高級ボールペンは、機能美も追求されたものが多いです。
ペン先の形状やインクフローの調整が細やかなので、書き心地抜群。
一般的なボールペンでは得られない、書くことそのものが楽しくなる感覚が、特別な満足感を与えてくれます。

3. 信頼性と耐久性
高級ボールペンは、長期間の使用を前提に作られているため、耐久性が抜群です。
機構部分が高精度で組み立てられ、どのような環境でも安定したパフォーマンスを発揮します。
また、部品交換やメンテナンスが可能なモデルも多く、長く愛用することができます。

4. ステータスシンボル
高級ボールペンは、持つ人の品格やステータスを表すツールになってくれます。
特にビジネスの場では、上質なペンを持つことでプロフェッショナリズムや成熟した印象を与え、会話のきっかけになることもあります。

5. 贈り物としての価値
高級ボールペンは、記念日や特別な日のギフトとしても非常に人気があります。
「一生もの」としての価値があるため、大切な人への贈り物として選ばれやすいです。カスタマイズが可能なブランドも多く、イニシャルやメッセージを刻印すればさらに特別感が増します。

このように、ビジネスシーンやギフトの場でも人気を誇る高級ボールペン。
高品質ながら手に取りやすい価格も、人気の秘訣と言えそうですね。

奥深い高級ボールペンの世界に踏み込もう

ここまで、高級ボールペンの名門ブランドや代表モデルを切り口に、その魅力を解説してまいりました。
この記事が、みなさんのアイテム選びの一助となっておりましたら幸いです。

最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
Dig-it 編集部
この記事を書いた人

Dig-it 編集部

ライフスタイル提案メディア

「Dig-it(ディグ・イット)」は、アナタが何かにのめり込むキッカケとなる読み物を提供するWEBメディアです。ファッション、クルマ、バイク、アウトドア、グルメ、ステーショナリー、ビューティなど、さまざまな分野のプロフェッショナルが執筆しており、アナタのよき趣味の先輩となってくれることでしょう。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

Pick Up おすすめ記事

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...