歴史ある工場と共に新しく生まれ変わる樹『広島工場竣工記念万年筆』数量限定発売

セーラー万年筆は、広島工場竣工記念万年筆を12月10日(土)より国内外のセーラー万年筆製品取扱販売店にてカイヅカイブキ500本、タイサンボク100本(国内のみ)を限定で発売する。

セーラー万年筆の創業地である広島県呉市の工場は再建され、2022年秋に竣工を迎えた。以前の工場棟は竣工から70年以上経過した建物もあり、敷地内の樹木とは長く歴史を共にしてきた。建替えに伴い伐採された敷地内の一部樹木を軸材に加工し、万年筆として生まれ変わらせた、新工場竣工を記念する製品となっている。1本1本違う木目で唯一無二の万年筆。広島県呉市の工場棟は、新しい建屋へ、工場敷地内の樹木は、万年筆へ。

共にそれぞれの役目を終えて生まれ変わり、創業地から、新たな歴史を刻む。60年以上工場に寄り添い、共に成長し続けてきた樹木だからこそ、記念に残るかたちにしたい、という思いから万年筆に。これからは、お客様のもとで書く楽しさを支え続けてくれることを願って。

広島工場竣工記念万年筆 カイヅカイブキ(限定500本)、タイサンボク(国内限定100本)

価格:88,000円(税込)
字幅:中字
ペン先:21金、大型
蓋・胴:木材、オイル仕上げ
蓋栓・尾栓・大先:PMMA樹脂
金属部品:金メッキ仕上げ
ネジ継手:ゴールドIP仕上げ
本体サイズ:φ18.5×134mm(クリップ部含む)、カイヅカイブキ29.7g、タイサンボク30.9g
パッケージ:専用桐箱(204×152×34mm)
※コンバーターは本体に内蔵しています。

※天然木のため、個体によって色味や木目にばらつきがございます。天然木ならではの木目の個性をお楽しみください。タイサンボクは、特に色味の差が大きく、個体差の出やすい木材です。

【問い合わせ】
セーラー万年筆 ユーザーサービス
TEL0120-191-167

この記事を書いた人
趣味の文具箱 編集部
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文房具の魅力を伝える季刊誌

「趣味の文具箱」は手で書くことの楽しさ、書く道具としての文房具の魅力を発信している季刊雑誌。年に4回(3・6・9・12月)発刊。万年筆、手帳、インク、ガラスペンなど、文具好きの文具愛を満たす特集を毎号お届けしています。
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