レッドウィングジャパン20周年を祝う銘品復刻に注目!

RED WING JAPAN設立20周年の節目にふさわしいあの銘品が蘇る。数あるアーカイブの中から厳選し、RED WINGファン、アメカジファンはもちろんファッション好きも陶酔の価値ある1足を手にすることができるのは嬉しいはずだ。

アメリカ生まれ日本育ちのRED WINGたち。

1905年、アメリカ中西部のミネソタ州を拠点にワークブーツメーカーとして創業し、今年で120周年を迎えたRED WING。これまで数々の銘品を輩出してきたワークブーツ界の雄であり、ここ日本のみならず、世界中で最も浸透しているワークブーツメーカーだ。近年、業務拡大によって生産拠点を海外に移すことも少なくない中、創業時から現在に至るまで一貫した作りでMADE IN USAを貫いているのはRED WINGの大きな魅力のひとつ。

日本においては1970年代に「アメリカ生まれのワークブーツ」として上陸して以来、ファッションとして受け入れられ、’80年代、’90年代には数々のムーブメントを巻き起こし瞬く間に広まり、日本のファッション界においては欠かすことができないブランドへと昇華した。それを見守り、サポートしてきたRED WING JAPANが今シーズンで創業20周年を迎え、その節目に、これまでリリースしてきた過去のアーカイブの中から惜しくも廃盤、生産休止となっていたラウンドトゥやペコスなどの銘品番を復活させる立役者となってくれたのは、ファンにとって今シーズン最大のニュースだ。

STYLE NO. 8165 6-INCH CLASSIC ROUND

¥48,950_
BLACK CHROME

1984年に生産終了となっていた「766」の後継品番として1995年にリリースされた厚い塗膜を持つブラック・クローム レザーのラウンドトゥ。モックトゥの「8179」と同じくファンに愛され続け、ロングセラーとなった名モデルとして知られる。

STYLE NO. 9111 6-INCH CLASSIC ROUND

¥48,950_
COPPER ROUGH & TOUGH

2007年に発売された「9111」。自社タンナーで当時開発されたばかりのカッパー・ラフアンドタフを採用。銀面をわずかに擦り、オイルとワックスを加えたヌバック・レザーの一種で、独特のムラと、靴の仕上げ段階で加えられるシワが魅力。

STYLE NO. 8167 6-INCH CLASSIC ROUND

¥48,950_
HAWTHORNE ABILENE

レザーの起毛面を薄くスライスしてつくるいわゆるスウェードと異なり、レザーの繊維密度が最も高い部位である銀面を内側に起毛面を表面として使うラフアウトレザー。アウトドア用として多く使われていたタフなレザーを使用したラウンドトゥ。

STYLE NO. 8168 9-INCH PECOS

¥51,150_
HAWTHORNE ABILENE

1961年にトラクショントレッド・ソールを付けたペコス「866」が発売され、それをベースに日本企画として1996年に誕生したのが、ラフアウトのホーソーンアビリーンレザーを採用したこの「8168」。

【問い合わせ】
RED WING JAPAN
Tel.03-5791-3280
https://redwingheritage.jp

(出典/CLUTCH Magazine VOL.101 2025年11月号」)

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2nd 編集部
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