アウターに負けない冬の主役ニット。洒落者たちの着こなしをチェック!

冬のファッションはどうしてもアウターがメインになりがち。しかしアウターにも負けないニットも多数存在する。ファッションに精通した業界人たちがそんな主役級ニットをどうコーディネイトしているか、ポートレイトから探ってみよう。

1.「WAREHOUSE 」プレス・藤木将己さん

ブラックのタートルネックセーターをインナーに1920年代スタイルのデニムピーコートでコーディネイト。暖色系のブラウンとニットのオレンジがさりげなくリンクしている。

COAT:WAREHOUSE
KNIT:WAREHOUSE
PANTS:WAREHOUSE

2.「ATTRACTIONS」オーナー・西崎智成さん

Bilt Buckの代表作、熊ジャンことグリズリージャケットのインナーに着用したニットは、シルクのような艶となめらかな肌触りを持つ高級モヘアで編み立てたWEARMASTERSのもの。

JACKET:BILTBUCK
KNIT:WEARMASTERS
PANTS:WEARMASTERS

3.「M’ARIJUAN」ショップマネージャー・有賀文範さん

清潔感のあるオフホワイトのタートルネックセーターを主役にツイードのチェスターコートを着用。綺麗にまとまり過ぎないよう履き込まれたエンジニアブーツで武骨さを演出している。

JACKET:Orgueil
KNIT:Orgueil
PANTS:Orgueil

4.「JELADO」プレス・森俊範さん

ケーブル編みのニットパンツはJELADOの今季イチオシアイテム。ボリュームのあるニット素材だが細身のスリムシルエットですっきりと着られるのが良し。

JACKET:JELADO
CUT&SEWN:JELADO
PANTS:JELADO

5.「Smart Clothing Store」ショップマネージャー・姫野賢次さん

フロント左に付けられた重ね文字のワッペンとホワイトのラインが目を惹くブラックベースのレタードカーディガン。ワッペンは立体感のあるサガラ刺繍を採用している。

JACKET:Pherrow’s
KNIT:Pherrow’s
PANTS:Pherrow’s

6.「JELADO」ショップマネージャー・熊崎孝彦さん

デニムセットアップにヴィンテージ市場では希少なバイソン柄のカウチンセーターを着用。足元にレザーシューズを合わせることでキレイめなバランスを意識。

JACKET:JELADO
KNIT:JELADO
PANTS:JELADO

7.「JUNKY SPECIAL」ゼネラルマネージャー・西徹さん

タートルネックセーターはBuzz Rickson’sのものでヘビーに編まれたミリタリーセーター。同じく肉厚なウールメルトンのピーコートで冬対策も万全だ。

JACKET:Buzz Rickson’s
KNIT:Buzz Rickson’s
PANTS:HEADLIGHT

(出典/「CLUTCH2024年2月号 Vol.94」)

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CLUTCH Magazine 編集部
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