曽原 猛さんのイチ押しスタイル。


もっとも得意とするフェードカットは、顔の形や髪質、キャラクターなどで微妙に調整しているため、十人十色の仕上がりとなる。このスタイリングは、フェードの位置を高くし、よりクラシックな雰囲気にするため、短く刈り上げている。トップを短めにすることでより端正な印象となった。
曽原さんのライフスタイルの一部を拝見!
バーバーブームの牽引するトップサロンのオーナーとして、カスタマーだけでなく同業者からも一目を置かれている曽原氏。日々多忙ななかでも充実したプライベートを過ごす同氏への注目度は高い。
愛車の一つAMCグレムリン。

手に入れたばかりのAMCグレムリンの 最終調整で、整備とカスタムを手掛けた サイドモータースの脇氏とミーティング。http://sidemotors. karou.jp/

外装はオリジナルだが、気兼ねなくデイリーユースするためにエンジンとミッションを載せ替えるなど、徹底している。愛車であるT型フォードのホットロッドも同社が手掛けた。
お気に入りの店はブライスランズ。

ビスポークのスペシャリストであるイーサン・ニュートン氏が手掛ける原宿のブライスランズは、曽原氏のお気に入り店である。www.brycelandsco.com

曽原氏が購入したオリジナルのオープンカラーシャツに、その場でヴィンテージのアイロンプリントを施してくれた。こういったオーダーメイド感覚がたまらないと太鼓判を押す。
ファッションもビンテージを中心にセレクト。

ギャングスターヴィルのカバーオールに、専属絵師のL.氏がウルフマンバーバーのためにハンドペイントを施した1点もの。ショップにディスプレイされており、アートとしても成立するクオリティだ。

Mr.FATMANとコラボレーションしたオリジナルのレザーハット。ブラックとブラウンの展開。本革を使っており、カジュアルなデザインの中に、上品なテイストを落とし込んでいるのがポイント。

原宿にあるヴィンテージアイウェアの専門店であるソラックザーデで購入したフレンチ製のクリアフレーム。珍しいダブルブリッジのデザインが気に入っている。デッドストックなので状態も完璧である。

1982年製のOMEGAのLA MAGIQUEというモデル。1983年に公開された映画『スカー フェイス』で主人公を演じるアル・パチーノが同モデルを着用。261本限定であった。

左はヴィンテージのティファニーで、センターにオニキスがセットされたシグネットリング。ボディは18金イエローゴールドである。右は結婚指輪として友人にワンオフで制作してもらったオリジナルリング。
【DATA】
東京都渋谷区神宮前3-27-23 Uビルディング
TEL03-6447-4285
営業/10:00~20:00
休み/月曜
https://www.wolfmanbarber.com/
(出典/「ヘアスタイリストファイル」)
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