マニッシュで都会的なスタイルの女性に着てほしい『FILL THE BILL』の服

恵比寿駅から広尾方面に向かう路地の角に、雰囲気のある1軒のショップが佇んでいる。日本のクロージングブランドFILL THE BILLのフラッグシップショップだ。一見するとメンズウエアのショップだが、実はユニセックスで楽しめる。
1-1200
なぜかというと、FILL THE BILLはメンズのコレクションと同じデザインでウィメンズも展開しているのだ。サイズ表記の2以上はメンズ、0と1はウィメンズといった具合だ。
メンズ・ウィメンズともに、ミリタリーやワークなどのヴィンテージウエアからインスピレーションを受けつつ、ほどよく力をぬいたアレンジを効かせ、現代風のスタイリングを提案している。
ウィメンズの場合はサイズダウンだけでなくパターンもひきなおしているため、ヘリテージでありながらどこかエレガントさが漂う。
また、日本製の確かな作りにこだわることで、アイテムひとつひとつのコンセプトやストーリーを妥協なく表現。たとえシンプルなデザインでも上質感がにじみでている。
2-1200
左/ストラップやタックなど特徴的なディテールが満載のグルカショーツ。この定番人気のアイテムをFILL THE BILLでは細身にアレンジ。¥19,440_ 右/スウェードのカットソー。カッティングとドレープ感がセクシー。¥73,440_
3-1200
ヨコ糸にグレーの糸を使用した独特の色味と風合いのデニムシャツ。US NAVYのセーラープルオーバーシャツにジップをつけ、さらに元々持っていたウエスタンシャツを継ぎ足したリメイクをイメージした個性的なデザイン。6oz.と軽いため、時期によってアウターでもインナーでも活躍。¥33,480_(2016秋冬コレクション)
4-1200
左/特別な技術により、かなり柔らかく仕上げたディアスキンを用いたジャケット。ヴィンテージのスポーツジャケットをモチーフにしつつ、カットオフ風の裾で軽やかに。¥140,400_ 右/キメが細かく、なめらかなウールのスモーキングジャケット。パイピングのレーヨンテープは自社で生産するなど、理想的な1着を追求。スモーキングジャケットはウィメンズでは珍しい!¥64,800_(ともに2016秋冬コレクション)
5-1200
左/イタリア製のホースハイドを用いたローパーブーツ。ヴァンプはすっきりと細く、カジュアルながら上品。ヒールとハーフソールはBILTLITE製。¥90,720_ 右/インディゴ染めのアッパーキャンバスとシューレスを用いたスニーカー。手間暇のかかるヴァルカナイズド製法。¥14,580_(ブーツは2016秋冬コレクション)
6-1200
メンズファッション直系のマニッシュなスタイルが好きな大人の女性にぴったりなFILL THE BILLのコレクション。小物類も充実している恵比寿のショップに、ぜひ足を運んでみてほしい。
【DATA】
FILL THE BILL MERCANTILE
東京都渋谷区恵比寿2-5-6 1F
Tel.03-6450-3331
12PM-8PM
HP:http://fill-the-bill.com

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

Pick Up おすすめ記事

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...