“ナード”な雰囲気のメガネがほしい! 「ダブルブリッジ」なら多様なシェイプが揃っておすすめだ

ボストンやウエリントンなど60年代以前から存在していたようなシンプルなシェイプはひととおり行き渡り、いま気になるのは70〜90年代の空気を感じるメガネ。この“ナード”な雰囲気がたまらなく気分なのだ。ティアドロップと同じく、パイロットグラスにルーツを持つ「ダブルブリッジ」は、堅牢性を高めるために取り入れられたデザイン。ほかのカテゴリと比べて、いち早く注目されたこともあってか、スクエアやボストンなど多様なシェイプが存在。おすすめのダブルブリッジのメガネを7本厳選して紹介する。

OLIVER GOLDSMITH

かなり大ぶりのティアドロップ型、トップラインに入る段落ちのラインなど、個性を求める巧者も満足の意匠が詰まった[レイ]。70年代のアーカイブを復刻させたモデル。3万6850円(コンティニュエTEL03-3792-8978)

PETER AND MAY

ダブルブリッジでは珍しい天地幅浅めのスクエアシェイプ。ゴールドのチタンフレームとグリーンのカラーレンズの相性もよく、総じてスタイリッシュな印象のモデル。6万6000円(パーツTEL06-6484-5323)

AHLEM

フランス発の「アーレム」より、クラシックをベースに現代的アプローチを試みた新作[エタ=ズニ]。角の立ったフレームカッティングが大胆な一本。7万1500円(グローブスペックス エージェントTEL03-5459-8326)

Robert la Roche

オーストリアの「ロバート ラ ロッシュ」製ヴィンテージ。トップバーにのみセルが巻かれた、通称“スウェットバー”は、汗止めの役割を果たしていたクラシックなディテールだ。4万9500円(ブリンク ベースTEL03-3401-2835)

HAFFMANS & NEUMEISTER

全体的にクラシックでありながら、オリジナルで開発されたネジ無しのヒンジ、リムと一体化したミニマルなノーズパッド、0.6mm厚のシートメタルから、モダンな印象を強く感じる1本。7万4800円(コンティニュエTEL03-3792-8978)

NATIVE SONS

天地幅深めで、ほぼ正方形に近いスクエアの[レイランEXP]。いまのトレンドに合わせて、メガネで大きめにかけるもよし、サングラスでも◎。5万3900円(プライベート アイズ アンド トラッカーズTEL070-1577-2666)

dunhill

「ダンヒル」のメガネは、日本でも80年代ごろに大ヒット。こちらは1980〜90年初期ごろのものと思われるヴィンテージで、メタルパーツが配されたブリッジが特徴。4万700円(クライン アイウェアTEL03-5458-8185)

(出典/「2nd 2025年7月号 Vol.213」)

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パピー高野
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パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
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