2ページ目 - 定番から新作まで、2nd編集部が選ぶ「ペニーローファー」のおすすめ10選。【断然革靴派】

「G.H.BASS × JOURNAL STANDARD(ジーエイチバス×ジャーナルスタンダード)」の[ラーソン]別注モデル

「ジーエイチバス」の定番モデル[ラーソン]は、サドル部の両端をステッチで巻き縫いした「ビーフロール」が特徴。そのカジュアルなボリュームをさらに押し出すべく、凹凸のあるラグを備え、コバも張り出した厚みのあるアウトソールを組み合わせた。履き口のスウェード使いも武骨(ジャーナルスタンダード 表参道TEL03‐6418‐7961)

Price:38,500yen(including tax)
Leather:High Shine Leather×Suede
Construction:Mckay Outsole:Rubber

「RANCOURT&Co. × SHIPS(ランコート×シップス)」のシップス50周年別注モデル

「ランコート」は米国メイン州にて手縫いのモカシン製法を貫き続けている希少な存在。その伝統のシューメーカーに、シップスが創業当時に展開していたローファーを忠実に再現するよう依頼。明るめのタンカラーに生成りのモカステッチが抜け感を演出する、シップス50周年を祝うにふさわしい1足だ(シップス銀座店TEL03-3564-5547)

Price:79,200(including tax) Leather:Calf
Construction:Mckay Outsole:Leather

「Paraboot(パラブーツ)」の[ランス]

同社の定番チロリアンシューズ[ミカエル]を、ビーフロール仕様のペニーローファーにアレンジした[ランス]。各部の仕様もミカエルに準じており、堅牢なノルヴェイジャン製法、耐水性の高い重厚な被せモカ、自社生産のラギッドなラバーソールなど、フレンチの粋とヘビーデューティさとが巧みに同居(パラブーツ青山店TEL03-5766-6688)

「F.lli Giacometti(フラテッリジャコメッティ)」

イタリア北部のドロミテ山塊を臨むシューファクトリーが、アメリカンなペニーローファーをデザイン。米国的な丸みを帯びたトゥに、低く立ち上がった甲のライン、モカ部分に対して立ち上がったサイドウォールなど、これぞトラッドそのもの。9分仕立てのハンドソーンウェルテッド製法で足馴染みが良い(ロフトマンコープ E-MA TEL06-6341-7038)

Price:118,800yen(including tax) Leather:Calf
Construction:Hand sewn welted
Outsole:Leather

「FERRANTE(フェランテ)」の[イセオ]

Price:72,600yen(including tax) Leather:Suade
Construction:Mckay Outsole:Leather

返りのいい軽快なペニーローファーをお探しなら、ナポリ発のフェランテをWANT LISTに書き留めておきたい。代表モデル[イセオ]は返りの良いマッケイ製法を採用し、ソフトな履き心地を実現。ベロアのようにきめの細かいスウェードアッパーなので、ドライビングシューズのような感覚で素足履きしたい(エスディーアイTEL03-6721-1070)

(出典/「2nd 2025年6月号 Vol.212」)

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みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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