2nd編集部がこの冬の休日に着たい、ニット、ジャケット、そして革靴

平日の仕事服が1st (最重要)だとしたら、休日のカジュアル服が2nd。ついにウインターシーズンが到来! 着用アイテムが増える時期だからこそ、お洒落を存分に楽しみたいもの。そんな2ndライフを豊かにするためにワードローブへ加えたい1st (最重要)なアイテムを、ニット、ジャケット、革靴をセカンド編集部が厳選して紹介する。

1.月産5足という希少ラインの新作はオンオフどちらでも履ける優等生|The Ruttshoes &Co.

アメリカ・ホーウィン社の最高級皮革「シェルコードバン」を1枚選び、その革を使った製靴をオーダーできるというラッドシューズの「ザ ファイブ カウント」。月5足という数量限定企画の新型としてラインナップされたのがこのショートブーツだ。ブランド定番の168Mラストを使い、シャープなVチップがカジュアルさの中に品性を落とし込み、幅広いシーンで活躍。16万5000円(ラッドシューズ アトリエ&ショップ03-6874-7189 https://rutt-shoes.com/

2.ファッションピースとしても超優秀ギミックたっぷりのダウンジャケット|SOUTH2 WEST8 × Nanga

テンカラをテーマにしたアイテムを生み出すサウス2 ウエスト8が、ナンガと初コラボとなるダウンジャケットを発表。定番のテンカラジャケットのディテールを採用した、収納力の高い作りが特徴。また火の粉に強い難燃素材を採用しており、アウトドアシーン含めマルチに活躍してくれそうだ。10万7800円(サウス2 ウエスト8 011-280-7577 https://south2west8.com/

3.今季のジョーマッコイはアイビーに注目! これぞ究極のチルデンが完成|JOE McCOY

アイビーやプレッピースタイルの定番として欠かせないクリケットセーターの出自ははその名の通り、クリケットのプレー時にラインの色や本数でチームを識別するため。およそ100年前のスタイルを再現した1枚は、不均一なスラブコットンにより風合いがよく、立体的に仕上げられたケーブル編みが1枚で着ても十分な存在感を醸す。各4万6200円(ザ・リアルマッコイズ東京 03-6427-4300 https://therealmccoys.jp/brand.html/3

4.ヴィンテージと同等か、それ以上にオンリーワンなスーベニアジャケット|WESTOVERALLS

第二次世界大戦後の戦争未亡人たちを集めて桐生市で作られ、横須賀で販売されていたスーベニアジャケットはヴィンテージ市場でも年々価格が高騰する一方。そんなヴィンテージピースを革ジャンにしちゃうのがWEST’S節といったところ。刺しゅうにもこだわり、レーヨン糸で仕上げられた特別なデザインとなっている。18万7000円(ストール ショールーム 03-6812-9371 https://westoveralls.jp/

5.テーラードとワークウエアのいいとこ取りで生まれた意欲作|D.C.WHITE

テーラードの洗練さとワークウエアの荒々しさを巧みに組み合わせた「テーラードカバーオール」は、東海岸のトラディショナルな服飾文化に精通するディーシーホワイトならではの意欲作。カジュアルにもトラッドにも着られるよう採用された堅牢な11ozのダック生地を、丸みのあるシルエットに仕立てることで、フィット感をアップ。3万800円(ステイ オア ゴー 03-6447-5095 https://stay-or-go-online.com/

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

Pick Up おすすめ記事

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...