トラッドな日はポップなレトロウォッチ。カジュアルな日はクラシックな金時計。

もちろんトラッドなコーディネイトに金時計を合わせるとうまくまとまるだろうけど、それだと簡単すぎるし、あえて逆のものを組み合わせてハマったときのほうが気持ちいい。この組み合わせの妙を楽しめるのが大人の洒落者に許された余裕というものだ。そこでカジュアル×金時計、トラッド×レトロ時計のおすすめコーディネイトをご覧いただこう。

1.CASUAL STYLE × CLASSIC GOLD

バスクシャツ1万3200円/セントジェームス(Pt.アルフレッドTEL03-3477-7952)、バケットハット3960円/ドーフマン(メインTEL03-3264-3738)

エレガントな雰囲気を演出できるゴールドの時計。金自体の価格はどんどん上がっているらしいし、ウン百万もする時計なんて簡単に買えるものじゃないから、いまのうちに欲しいというヨコシマな気持ちもある。ちなみに、新品かヴィンテージにこだわる必要もないと思う。投げやりではあるが、最終的に大事なのはフィーリングなのだ。

2.TRAD STYLE × RETRO

BDシャツ2万5300円、タイ1万3970円/ともにサウスウィック(シップス 銀座店TEL03-3564-5547)、メガネ8万300円/10 アイヴァン(アイヴァン PR TEL03-6450-5300)

クラシックな金時計が人気な一方で、かたや80~90年代に流行した、レトロな顔つきの時計も気になる。タイメックス、Gショック、スウォッチなど……。これらのブランドが、当時流行ったモデルを自ら復刻させることも近年では多く、明らかにリバイバルの動きが高まっている。ヴィンテージより、機能的な点もなんだかんだ嬉しい。

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年9月号 Vol.198」

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