「グレース」店長・三浦知也さんは、夏はポロシャツにシャンブレーシャツの襟オン襟のレイヤード。

「グレース」店長・三浦知也さんは1996年生まれの26歳。コロナの影響で行けずにいた買い付け再開に向け、車の運転を絶賛練習中だそう。アイテムは小物に至るまでアメリカ東海岸のブランドのものを選ぶなど、見えない部分でもこだわりを持ってスタイリングされた今夏のコーディネイトをご覧あれ。

アメリカの空気感を大切にしています。

シャツ8690円/USネイビー、ポロシャツ7590円/ケイニー、インナー2000円/コンフォートカラーズ、パンツ1万2980円/エル・エル・ビーン、キャップ1万780円/ブラックドッグ(すべてグレースTEL 03-6416-3457)、メガネ/シュロン、シューズ/アディダス

「アイビーのポロシャツにシャンブレーシャツの襟オン襟のレイヤードがお気に入りです。寒色でまとめたスタイリングからちらりと除く暖色のインナーと帽子の組み合わせもポイントです。夏らしくアイテムはマリンで揃えてみました。

ポロシャツは米海軍士官学校のユニフォーム、シャンブレーシャツは米海軍のアイテム。実は他にもこだわりがあって、ポロシャツの海軍士官学校、マドラスパンツのエルエルビーン、キャップのブラックドッグも含め着用したアイテムはアメリカ東海岸のブランドのものを選んでいます。

目には見えないこだわりではありますが、そこを合わせることでスタイリングに一体感が出るんですよ。そういったアメリカの空気感を大事にしています」

【ポイント①】奥行きを持たせたスタイリング。

「ポロシャツから覗くオレンジのTシャツもポイントですね。アイテムの減る夏こそ奥行きを持たせたスタイリングにしたいですね」

【ポイント②】インドマドラスのショートパンツ。

「本場のインドマドラスを使用したエルエルビーンのパンツはシンプルになりがちな夏の装いをグッと明るくしてくれる主役級アイテムです」

【ポイント③】白のローテクスニーカー。

「夏は足元をすっきりさせたいので白のスニーカーにしました。最近はこのようなローテクのスニーカーが気分です」

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年7月号 Vol.196」)

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2nd 編集部
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