私の常備スニーカーを紹介! ジャーマントレーナーの白スニーカー|「アーチ東京」ジェネラルマネージャー・原 祐輔さん

コレクタブルではなく、あくまでワードローブの必需品として特定のモデルを集めては履きつぶす。これまでもこれからも、人生をともに歩んでいくと心に決めたマイ・ベスト・スニーカー。「アーチ東京」でジェネラルマネージャーを務める原 祐輔さんのマイベストは、すでに8年ほど履き続けている”5代目”ジャーマントレーナーだ。

「アーチ東京」ジェネラルマネージャー・原 祐輔さん|国内外の厳選したブランドをセレクトし、かつオリジナルクロージングにも定評のあるアーチ東京のジェネラルマネージャーを務める。昨年末にオープンした南青山店も好評

常備スニーカーQ&A

Q1.このスニーカーとの出会い
フットサルの先輩からの提案

Q2.その他の主な所有スニーカー
ニューバランス、マテス

Q3.現在のストック数
3足

Q4.革靴とスニーカーの割合
革靴 50% スニーカー 50%

耐久性に優れた高コスパの白スニーカー。

中央が現在愛用中の5代目ジャーマントレーナー。左は自身のストックとして保有している1980年代前後のヴィンテージ。右は、ドイツ製の現行ものでショップでも取り扱っている

ジャーマントレーナーを愛用し始めてから18年ほど。当時、フットサル仲間でもある先輩方たちの提案で購入したことをきっかけにいまも履き潰しては買い直し、代替わりをしながらも履き続けているスニーカーのひとつだと話す。

「いま履いているのは5代目。おそらく80年代前後のヴィンテージのもので、かれこれ8年ほど愛用しています。トレーニングシューズとして作られたものなので、万人の足に馴染みやすい幅広甲高のフォルムが履きやすくて好き。メンテナンスは、履き始めに防水スプレーを吹きかける程度。白スニーカーがノーケアでも雰囲気よく成立するのは、ジャーマントレーナーの大きな魅力です。ストックはヴィンテージをもう1足とショップでも取り扱っている現行ものも所有しています」

スウェードと表革を合わせたアッパーに生ゴムソールを装着したオールドのジャーマントレーナー。白スニーカーでありながらも汚れを気にせずノーケアで履いてもサマになる1足

※情報は取材当時のものです。

(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)

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2nd 編集部
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