足元は柔らかなアンライニングローファー。休日のジャケットスタイルをカジュアルに。

おしゃれはやっぱり足元から。休日のジャケットスタイルには、ドレスシューズではなくちょっと柔らかいアンライニングローファーを選ぶのが正解。そうすれば絶妙なカジュアルダウンが可能だ。あまりカジュアルすぎるのもやりすぎるのもNG。おしゃれの重要ポイントである足元は適度なカジュアル感が重要なのだ。そんなときに大活躍間違いなしのローファーを8足ピックアップして紹介!

タイ1万9800円/アルクーリ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL03-5772-5501)、シャツ2万4200円/ユナイテッドアローズ、(ユナイテッドアローズ 原宿本店TEL03-3479-8180)、ジャケット7万1500円、パンツ3万7400円/ともにティーエスエス(ティーエスエス 代官山ストアTEL03-5939-8090)、ベルト3万5200円/ J&M デヴィッドソン(J&M デヴィッドソン 青山店 TEL03-6427-1810)、その他はスタイリスト私物

1.パラブーツ

デッキシューズを元ネタとするコインローファー「コロー」に、厚底のレイドソールをドッキング。柔らかいシボ革は足当たりが良く、履き始めから快適な足元をサポート。35200(パラブーツ青山店TEL03-5766-6688)

2カステラーノ

浅くて高いノーズでクラシカルな佇まいに。ブランドのお膝元であるスペイン北部をはじめとした欧州産の最上級原皮を用いることで、柔らかな履き心地と高いクォリティを両立する。42900(ビームス F TEL03-3470-3946)

3三陽山長

ミリタリー的カーキはタフネスにも通ずる。ライニングを排して軽さと柔らかさを求め、ジャパンメイドのラバーソールを抜擢してグリップ力と耐摩耗性を向上させた。8300(三陽山長 日本橋髙島屋S.C.TEL03-6281-9857)

4グイド

北米的な本格派モカシンの作りを踏襲しつつ、上品なラストでイタリアのハンドメイド技術を伝える。アンライニングのアッパーにはアルゼンチン産の原皮を使用。42900(ハイブリッジ インターナショナルTEL03-3486-8849)

5エンツォ ボナフェ

イタリアメイドに相応しく、すらりとしたノーズとゴールドカラーのビットが上品に共演。一方、牛革のアンライニングは足に優しい。だからいつだって履きたくなる。132000(オリエンタルシューズTEL03-6804-3280)

6オリエンタル

ナチュラルなシボ感がたまらないシュリンクレザー製。ライニングを省きながらも、適度なハリを持たせることで長時間履いても型崩れしにくい仕様に。57200(ワールド フッドウェア ギャラリー 神宮前本店TEL03-3423-2021)

7カルミーナ

スリッポン専用の木型を使い、広い履き口と程よいラウンドトゥでリラックス感を表現する。優れた歩行性は、ソールの返りがしなやかなマッケイ製法の恩恵。63800(トレーディングポスト 青山本店TEL03-5474-8725)

8フェランテ ヴィアッジョ

ゴートスウェードのシングルモンクという気品漂う面構えでも、トゥを除く全体をアンライニングとすることで着用感はカジュアルに。日本人の足型に合う広めの木型もありがたし。39600(エスディーアイTEL03-6721-1070)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 202210月号 Vol.187」)

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2nd 編集部
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