革靴ライクでも履き心地抜群!オンオフ使える「パトリック」のウイングチップスニーカー。

1892年の誕生以来、スポーツスニーカーをメインにつくりつづけてきたからこそ実現できる快適な履き心地と、フランス生まれらしいエレガントなルックスで人びとに愛されてきたパトリック。いまではその製造を日本に移したことでジャパン・メイドの本格クオリティが加わり、スニーカーブランドとしての地位をさらに確立させた。今回そんなパトリックより、休日でもビジネスシーンでも履けるスニーカーを紹介しよう。

革靴ライクでも履き心地抜群な[ペネレル]。

ステアレザーを使った内羽根仕様でドレッシーな雰囲気ながら、もちろんパトリックらしい快適な履き心地は維持。2万2000円(税込)

見た目はメダリオンを配した、いわゆるウイングチップの革靴。軽さや履き心地はスニーカーという、両者をいいとこ取りした[ペネレル]。型押ししたステアレザーのエレガントな表情は、まさにトラディショナルなウイングチップシューズそのもの。休日はもちろんのこと、ビジネスシーンでの装いにもすんなり馴染んでくれる一足だ(しかも楽チン!)。

型押ししたステアレザーにウレタンコーティングを施すことで光沢感アップ。さらに、ほかのパトリックのモデルに比べるとノーズが長く設定されているため、よりドレッシーな印象に仕上がっている。型押しの方がプレーンレザーより汚れが目立たない、という隠れた利点も。

取り外しができるカップインソールのため、手入れや交換もラク。さらにライニングには柔らかなレザーを採用することで、履き心地もよりソフトに。

グリップ力の高いアウトソールを採用。余計な負荷がかからず、長時間の歩行も快適に。さりげなくパトリックを象徴する二本線が入っているところがニクい。

詳しくはこちら!

編集部パピーが、本気(ガチ)の私物だけでオンオフ使い分けてみた。

パピー|1994年生まれ。長崎県出身。争いごとが嫌いな平和主義者のイマドキ男子。編集部イチのヨーロッパモノ好き。名前の由来は会社近くの名物飲食店を愛していることから

まずはオンから。とは言っても、編集部はスーツになる機会がそれほどないため、“ちょっぴりフォーマルなレセプションパーティに出席”というテーマでスタイリングしてみた。ジャケパンスタイルにもご覧のとおり、ばっちりハマっている。

「これぐらいカジュアル寄りのドレススタイルにもお洒落に取り入れられるのは、“ドレス顔だから”というだけでなく、逆にほどよいカジュアルさも持ち合わせているからだと感じました。もちろんスーツスタイルでもまったく違和感なく履けそうですね。あと、これで30分ほど歩いてみたんですけど、いい意味で足元に気を遣っている感覚が一切ない。一般的な革靴を履くことの多いボクにとっては新鮮ですし、外回りが多い日にはめちゃくちゃ重宝しそうです」

一方こちらは、ヨーロッパスタイル好きなパピーの、休日コーディネイト。それなりに主張の強いアイテムのなかでも決して埋もれることなく、強い存在感を放っている[ペネレル]。

「裾幅の広いパンツを穿くとアッパーの大部分が隠れてしまいますが、その分トゥにインパクトのあるウイングチップは好相性ですよね。しかも今回のコーディネイトのように、リネンやコットン素材の服に合わせた時でも、[ペネレル]の持つ光沢感がしっかりと存在を主張してくれる。そんなファッション性の高さを備えていながら、この軽さとこの履き心地は、かなり嬉しいです。正直こんなに普段の恰好にすんなりと馴染むとは思ってなかったので、履いてみて印象が変わりました。これは忖度ナシの本気(ガチ)コメントですよ(笑)」

もっと詳しく知りたい方はこちら!

【問い合わせ】
カメイ・プロアクト
TEL.03-6450-1515

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パピー高野
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パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
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